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大谷翔平に〝故意死球〟発言の高佑錫は苦難続き マーリンズキャンプ参加も「最後のチャンス」

東スポWEB / 2025年1月31日 11時28分

パドレス在籍時のコ・ウソク(ロイター=USA TODAY Sports)

韓国人右腕のコ・ウソク投手(高佑錫=26)がマーリンズの招待選手として春季キャンプに参加することになった。2024年にポスティングシステムでパドレスに移籍したが、一度もメジャーで登板できずに5月にマーリンズにトレード移籍。ここでもマイナー生活が続き、昇格できないままにシーズンを終えていた。

韓国のセーブ王のコ・ウソクの名前を一躍有名にしたのが、一昨年のWBCだ。韓国代表のコ・ウソクは大会前、当時エンゼルスの大谷翔平との勝負について「投げるところがなければ痛くないところに当てよう」などと〝故意死球〟発言して物議を醸した。〝因縁対決〟が注目されたものの、本番前の強化試合で首を負傷。登板のないまま無念の帰国を強いられ、踏んだり蹴ったりの大会となっている。

MLBでも苦難が続くが、2年目のコ・ウソクは契約で「マイナー拒否権」を持っており、ロースターに入ればマイナー降格がなく、入れなければ球団はすぐに放出できる可能性があるという。となると再び去就が不透明となるだけに今キャンプが正念場。韓国メディア「スポーツ韓国」は「メジャー昇格のない厳しい日々を送ったコ・ウソクが最後の機会を得た。2月13日からフロリダでトレーニングを始めるが、23日からのオープン戦は最初から活躍しなければロースター入りの可能性は低くなる。最後のチャンスをつかむか…」と見ている。

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