【Ｇ馬場没25年追善】まさかのグレート・ニタ登場！ 河上隆一は大仁田厚との〝再合体〟に含み

葛西純(左)に毒霧を吐くグレート・ニタ

〝世界の１６文〟こと故ジャイアント馬場さん（享年６１）の命日である１月３１日に東京・後楽園ホールで「ジャイアント馬場没２５年追善～太陽ケア引退試合～木原文人リングアナデビュー３５周年記念大会」（東京スポーツ新聞社後援）が行われ、〝邪道〟大仁田厚（６７）が「反ＧＬＥモンスターズ」の河上隆一（３６）と最接近した。

大仁田はこの日、河上、雷神矢口、宮本裕向と組んで葛西純、石川修司、竹田誠志、ブラックめんそーれ組と「スペシャルストリートファイト・トルネードバンクハウスデスマッチ」で対戦するはずだった。しかし、当日姿を見せたのはその化身であるグレート・ニタだ。

関係者によると、今回登場したのは全日本のリングに上がったことがないニタを馬場さんに見せたいという大仁田の熱い思いが、具現化したのだという。ニタは不気味な笑みをたたえながら鎌攻撃や毒霧などで敵軍を翻ろうすると、最後は河上らの力も借りてめんそーれをテーブルクラッシュ式パイルドライバーで沈めた。

試合後、コメントスペースにニタは姿を見せなかったが、代わって河上が登場。脳天に竹ぐしを刺されるなど激しくやりあった葛西に対し「どこでもいいからまたやってやる！」と抗争の継続を宣言した。さらに大仁田について「また会うべくして会ったって感じだな。俺は大仁田厚から逃げられない運命みたいだ…」と不敵な笑みを見せる。

さらに「そういえば大仁田も『今のＧＬＥＡＴがつまらない』って言ってたよ。最近の観客の入りにも、それが表れてんだろ。ここはやっぱりもう一度、大仁田をＧＬＥＡＴに…。いや、ニタもいいな。ならばファイも…」とブツブツ言いながら去っていった。