1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【巨人】田中将大に〝ライバル〟との共通項指摘する声「佑ちゃんの姿がダブって仕方がない」

東スポWEB / 2025年2月1日 5時8分

宮崎神宮に参拝する田中将大

闘争心は胸に秘め居住まいを正し、気持ちも新たにした。巨人・田中将大投手(36=前楽天)は1月31日に宮崎市内にある宮崎神宮をチームの面々とともに参拝。1日から始まる宮崎春季キャンプに向けて願いを込めた。

キャンプインについて問われたベテラン右腕は「新しいチームに来て何もかもが初めてのこと。最初はとにかく慣れることに精いっぱいやと思いますけど、その中で練習していきたいと思います」と新天地での決意を告白。参拝の際には「自分の健康と、日本一になれるように」と祈願し、球春到来に備えた。

日米通算200勝まで残り3勝。日米で培ってきたハイレベルな技術と類まれな経験値が巨人の中においても武器となり、偉業達成と完全復活に大きな期待がかけられている。その一方で球界内からは、田中将の常人離れした強じんなメンタリティーに注目する声も出ている。

球団関係者の一人は田中将について「巨人の入団会見の様子を見ていても感じたことだが」と前置きし、こう続けた。

「ここ数年間は苦しい野球生活を強いられているにもかかわらず、どんな時であっても弱気なコメントやネガティブな発言を一切口にしていない。このような境遇に置かれれば、並みの人間ならどうしても少しは不安な思いをこぼしてしまう。ところが彼は全く逆で常に自信がみなぎっている。実際に入団会見でも強気な発言に終始していた。それが彼の武器の一つになっている」

これとは別に球界内からは田中将が駒大苫小牧時代に2006年夏の甲子園決勝戦で投げ合い、球史に残る伝説の一戦を繰り広げた好敵手・斎藤佑樹氏(36=元日本ハム)との〝共通項〟を指摘する声も出ている。

2人を知る関係者は「もちろん両者の実績や経歴は全く異なるし、雲泥の差があるのも事実」としながらも、次のように分析している。

「とはいえ、ここ最近のマー君を見ていると、かつての佑ちゃんの姿がダブって仕方がない。佑ちゃんも苦しみ抜いた引退までの晩年、絶対に人前で弱音を吐かなかった。やはり本当のスター選手にはタフな精神力が兼ね備わっている。そう意味でも2人は永遠のライバルであり、似ているんだなとあらためて実感させられる」

これまで幾度となく厳しい状況に追い込まれながらも鋼のメンタルで逆境をはねのけ、不死鳥のごとくはい上がってきた田中将。プロ19年目にして初めてとなる国内移籍先で完全復活、そしてさらなる進化を遂げることはできるか。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください