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【中日】中日・井上新監督〝最下位のチーム〟印象一掃へ…心強い新選手会長・藤嶋健人の存在

東スポWEB / 2025年2月1日 5時8分

キャンプイン前日、沖縄・北谷町役場を表敬訪問した(左から)中日・藤嶋、井上監督、吉川球団社長

中日・井上一樹監督(53)が逆襲に向けて動き出した。キャンプイン前日の31日に行われた全体ミーティングで新指揮官は「世間の下馬評では〝ドラゴンズは弱い〟とか〝最下位のチームじゃん〟と言われている。そのレッテルをはがしにいこうぜ!」とナインに呼び掛けた。

チームは昨年、球団ワーストの3年連続最下位に沈んだ。低迷からの脱却を目指す新指揮官はチームのスローガンを自ら考案した「どらポジ」(ドラゴンズとポジティブを合わせた造語)とすると、ナインには「殻を破れ」とハッパをかけてきた。

長期間低迷していることで、中日にはネガティブな印象もついてしまっているが「野球選手なんだから(まずは)野球なんだけど、違うところから攻めていくのもアリじゃない? 球場の雰囲気であったり、キャンプの明るさであったり、何でもいいから今までくすぶっていたものがあれば、もう一丁、もう一丁ぐらいの感じのものを出せばきっと変わるんじゃないか」と持論も展開するなど、前向きでポジティブな部分を前面に出していくことで世間のレッテルをはがそうとしている。

そんな井上監督にとって心強いのが、今季から選手会長となった藤嶋健人投手(26)の存在だ。新選手会長も新指揮官と同じように、明るく前向きなタイプ。それだけに「チームの雰囲気も明るく変わっていくはず」という声が、球団内からも出ている。

井上監督、藤嶋らは31日の午前中には、キャンプ地・北谷町役場と読谷村役場を表敬訪問した。

「(北谷の街は)電飾もすごいし、アップデートされている。きらびやかで華々しい街並みに負けないように、うちの選手たちも輝いてくれよと磨いていきます」(井上監督)

「まずは明るく活気のあるキャンプになればいい」(藤嶋)

新監督と新選手会長がチームの中心となって、ドラゴンズの雰囲気を〝激変〟させてくれそうだ。

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