【カーリング】藤沢五月 日本選手権は〝自分たちらしさ〟がテーマ「どういう姿でありたいか」

前日会見を行ったロコ・ソラーレ・藤沢五月

カーリングの日本選手権（２日開幕、神奈川・横浜ＢＵＮＴＡＩ）を前に、北京五輪女子銀メダルのロコ・ソラーレ（ＬＳ）でスキップを務める藤沢五月は〝自分たちらしさ〟全開で大一番に挑む。

今大会はミラノコルティナ五輪の代表を懸けた重要な一戦。今大会で４位以下だった場合は五輪への道が閉ざされる。１日に神奈川・横浜市内で行われた記者会見では「昨年の日本選手権、グランドスラムなどたくさんの試合を経験し、ＬＳらしいカーリングとは何かと改めてイチから模索するシーズンとなった。今大会は私たちの試合を見て、ＬＳってかっこいいな、がむしゃらにやっているな、カーリングっていいなと思っていただけるように、みなさまの心に残る試合を１試合１試合していきたい」と決意を述べた。

前回大会は２次リーグ敗退に終わった経験から「自分たちで何をしなければならないのか、自分たちで足りない部分は何かを話し合った時に、いろんな面が考えられた。氷上での作戦の部分ももちろんだが、自分たちが氷上でどういう姿でありたいかという部分がすごく大事だと感じた」と回想。

ＬＳは喜怒哀楽を全面に出すスタイルが１つのバロメーターになることから「これがアスリートでいいんだとたくさんの方に感じてもらえる、これがＬＳなんだと感じてもらえるようなプレーを全力でやりたい」と意気込んだ。

今大会は初の首都圏開催。「この場にいてくださるメディアのみなさんも日本選手権をつくり上げる一員だと思う。私たち選手をはじめ、みなさんでこの大会を盛り上げてほしい」とにっこり。いつも通りのプレーで、カーリングの魅力を積極的に発信していく構えだ。