【広島】新井貴浩監督は初日からバット振り込み指令 汗流す若手に満足げ

打撃メニュー中心のキャンプ初日を見守る広島・新井監督（写真右）

貧打線解消へ〝予告通り〟野手も春は振り込ませる。１日、初日から広島・日南キャンプでは、野手は打撃中心のメニューで汗を流した。この日は、朝から雨模様で終日、室内での練習。投手陣は昼過ぎには、全体練習を終え、各自の課題練習や調整の時間に入るなか、野手陣は終日、室内で４人一組が５か所以上に分かれ、打撃投手の投球を打つフリー打撃、連続ティー、マシン打撃など、ローテーションなど、ひたすら打ち込み、振り込んだ。

新井貴浩監督（４７）はその様子を、数メートル程度の距離をおきつつ常に巡回、監視し「しっかりと振り込んでいきたい。ひとまず日南は。みんなの様子を見ながら。日南はこういう感じに、量も増える。若いメンバーが多いから」とキッパリ。次代の中心打者育成がテーマでもあるキャンプで、初日から若手選手がバット片手に〝悲鳴〟をあげる光景に満足げだった。