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【DeNA】三浦監督 余計な煽りなしでも…初日からブルペン白熱「もう始まってますからね」

東スポWEB / 2025年2月2日 5時5分

キャンプ初日を終えたDeNA・三浦監督

DeNAの宜野湾キャンプ初日となった1日、投手陣のし烈なサバイバルレースが早くも火ブタを切った。

あいにくの雨となったこの日、移籍2年目の森唯斗投手(33)がブルペン一番乗り。続いて、2年間勝ち星が1桁どまりの大貫晋一投手(30)。そして三浦監督に「今年は勝負だぞ」とハッパをかけられた4年目の〝元ドラ1〟小園健太投手(21)が、まずは投球練習を行った。

「オフにしっかりとウエートをやって、(体が)大きくなりました。この時期、毎年毎年同じこと(今年こそは)と言っていて、悔しい結果に終わってるんで、本当にもう今年こそは、というのはありますね」(小園)

「去年はふがいない成績だった」と自ら吐露した山崎康晃投手(32)も、声を出しながら右腕を振った。

「チームに迷惑をかけたんで、今年にかける思いは強く持ってる。カーブを1球投げたら感覚的にすごくよかった。大魔神・佐々木(主浩)さんが『自分を助ける球になるから、チャレンジしてみなさい』という言葉をいただいてるんで、何とか自分のものにしていきたい」(山崎)

そんな中堅、ベテラン勢に続いて、阪神を戦力外通告になって拾われた岩田将貴投手(26)、今年支配下昇格の期待がかかる育成選手の庄司陽斗投手(23)も熱投を披露した。

「本当に今はビッグチャンス。アピールする絶好のチャンスなんで、そこで(出力を)上げ過ぎずに、ケガをしないようにやっていきたい」(庄司)

こうして見ると、ブルペンに入ったのは、切実に結果を求められている投手ばかりだ。初日からこういう顔ぶれを並べたことには、彼らの競争心をあおろうという首脳陣の意図があったのか。

この質問に三浦監督は「いや、結果を求められてるのは(他にも)いっぱいいます。ブルペンの順番はコーチに任せてますよ」。さらに続けてこう言った。「ここでしっかりとアピールして、競争に勝ち抜いて、一軍に残っていくという(戦い)はもう始まってますからね。もっと言えば、オフから始まっていて、それがキャンプでスタートしたということ。これから1か月、しっかり見ていきたい」。

ここで番長が強調したのは「投手全員がフラットな位置でスタートしているわけではない」ということ。「去年の実績のある選手」が優先で、先発ローテはバウアーの復帰でほぼいっぱい。昨季、森原が守護神となったリリーフの空席もそんなに残されてはいない。初日のブルペン組の中で、番長のお眼鏡にかなう投手は何人いるのか。今キャンプの大きな見どころである。

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