ヘンリー王子の米国ビザ問題 真実を語ることは「公共の利益となる」と王室記者
東スポWEB / 2025年2月2日 13時3分
ヘンリー王子が米国のビザを申請した際に薬物使用について真実を語ったかどうかを米国民が知ることは「間違いなく公共の利益」となるという。王室記者が先日、英紙デーリー・メールのユーチューブ番組「パレス・コンフィデンシャル」で主張した。
米保守系シンクタンク「ヘリテージ財団」がヘンリー王子の移民書類の開示を求める訴訟を再開したことで、同紙の王室記者リチャード・イーデン氏は見解を述べた。
ヘリテージ財団は、ヘンリー王子が2023年に出版した回顧録「スペア」でコカイン、マリフアナ、マジックマッシュルームを摂取していたことを認めているにもかかわらず、2020年に妻メーガン妃とともにどうやって米国に入国できたのかについて疑問を投げかけている。
同財団は、ヘンリー王子が薬物使用について書類に虚偽の記載をしたか、あるいは米国に移住するためにバイデン政権から特別待遇を受けたと非難している。
しかし、トランプ大統領が就任した今、ヘンリー王子に対してそれほど同情的ではないかもしれないとの指摘もある。
イーデン氏はメール紙のユーチューブ番組「パレス・コンフィデンシャル」で「トランプ大統領の不法移民送還計画により、移民問題は現在アメリカで大きな話題となっている」と語った。
「ヘリテージ財団は、ヘンリー王子がどのようにして米国で居住する資格を得たのかについて、さらに詳しい情報を知りたがっています。過去に薬物を使用したことがあるかどうかは申告しなければなりませんが、ヘンリー王子は回顧録にそのことを書いており、財団はそれを知りたいのです」
さらに「ヘンリー王子は今、大きな問題を抱えています。なぜなら、新大統領は過去の発言から判断して、ヘンリー王子とメーガン妃にあまり同情的ではないかもしれないと考えられており、そのため、裁判官に理由を公表するよう促すかもしれないからです。なぜアメリカ人は、この人物がなぜ、どのような根拠で入国を許可されたのか知ることができないのでしょうか? 重要なのは、金持ちか貧乏かに関わらず、誰もが同じように扱われるということなので、それを知ることは間違いなく公共の利益になります」と指摘した。
ヘリテージ財団と国土安全保障省の弁護士は、2月5日にワシントンDCの連邦裁判所で会合を開くよう裁判官から命じられた。
ヘリテージ財団は、文書の公開を求める情報公開請求が却下され、裁判官が文書は非公開のままにすべきとの判決を下したことを受けて、国土安全保障省を相手取って昨年9月に訴訟を起こしたが、敗訴している。
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