ドジャースのキケ・ヘルナンデスは一転して残留も フリードマン編成部長が注目発言

ドジャースのキケ・ヘルナンデス（ロイター＝USA　TODAY　Sports)

ドジャースからＦＡになっているキケ・ヘルナンデス内野手（３３）がドジャースと再契約する可能性が出てきた。

ドジャースは１日（日本時間２日）、本拠地ドジャー・スタジアムでファンフェスタを開催。司会者から「キケの残留は？」と問われたアンドリュー・フリードマン編成部長は「キケへの扉は決して閉ざされることはない」と語り、ファンから一斉に「キケ」コールが沸き上がった。

ブランドン・ゴメスＧＭも「彼と彼の家族が、彼にとってこれが最善のポジションだと感じているかどうかが重要。そのことについては話し合います」と交渉を続けていくと明言した。

プエルトリコ出身のＥ・ヘルナンデスは昨季、打率２割２分９厘、１２本塁打、４２打点をマーク。内外野の全ポジションを守れ、投手としても４試合に登板するなど究極のユーティリティープレーヤーとしてチームのワールドシリーズ制覇に貢献した。底抜けに明るい性格でムードメーカーとしての役割も果たしており、替えの利かない貴重な人材だ。

ただ、チームは今オフも大補強を敢行。４０人枠が限られており、残留する可能性は少ないとされていた。ブルージェイズ、マリナーズ、アストロズ、パイレーツなど複数球団が獲得を狙っているといわれるが、万能選手はどんな決断を下すのか。