【大相撲】豊昇龍が成田山新勝寺で豆まき 横綱昇進後の多忙な毎日に「ちょっと休みたい…」

ファンに向けて豆まきをする豊昇龍(右)と大の里

〝凱旋の豆まき〟だ。大相撲の新横綱豊昇龍（２５＝立浪）が２日、千葉・成田市の成田山新勝寺で行われた節分会に出席した。

大関大の里（二所ノ関）、大関経験者の幕内高安（田子ノ浦）らと豆をまいた。豊昇龍は「新横綱だし（豆まきができて）自分の気持ち的にもうれしい。来ていたお客さんたちも喜んでくれたと思う。『いい一年になるように』と思いながら投げた」と充実した表情を浮かべた。

午前中には東京・墨田区の高砂部屋で部屋開きが行われ、豊昇龍は土俵入りを披露。同部屋ＯＢで叔父の元横綱朝青龍（４４）も駆けつけていた。豊昇龍は「横綱に上がってすぐこういうこと（土俵入り）が起きると思わなかった。目の前に（朝青龍が）いたけど、土俵入りが終わってすぐにこっちに向かったので、話す時間はなかった」と説明した。

横綱昇進後は、おとといの先月３１日に東京・明治神宮で推挙式と土俵入りを行い、昨日も千田川親方（元幕内徳勝龍）の引退相撲に参加するなど、多忙な日々が続いている。豊昇龍は「ちょっと休みたい…」と本音をのぞかせた。