【競輪】北津留翼 ５００勝表彰式で決意表明「次は６００勝に向けて一戦一戦」

北津留翼（左から２人目）にとって５００勝はまだまだ通過点だ

昨年６月３日に玉野競輪でデビュー通算５００勝を達成した北津留翼（３９＝福岡）の表彰式が２日、小倉競輪場で行われた。２００５年７月デビュー（佐世保）から１８年１１か月と２日での節目到達で、５００勝は昨年５月１２日に達成した富永益生以来、５２人目（女子を含めると５６人目）。

表彰式で次の目標を聞かれた北津留は「６００勝に向けて一戦一戦頑張っていきたい。番手のレースも、もっと勉強していきたいですね」。印象に残っているレースにはＧⅢ初優勝を決めた２００７年８月の小松島記念を挙げ「小野（俊之）さんにゴール前で押してもらったおかげで勝てたんですよ」と、デビュー２年１か月で記念タイトルを取ったシーンを振り返った。

３月には長女の北津留千羽（１８）が競輪選手養成所を卒業し、プロレーサーの仲間入りを果たす。「ガールズの練習のノウハウはまだないけど、とりあえず一緒に練習してスピードが上がるようにしてあげたい」と、今後は実戦デビューを迎える愛娘のサポートにも力を注いでいく。