【侍ジャパン】井端監督が日本ハムキャンプ視察 新庄監督から代表候補“売り込み”も

日本ハム春季キャンプを視察し、万波（中）、水谷（左）と談笑する井端監督

侍ジャパンの井端弘和監督（４９）が３日、沖縄・名護で行われている日本ハムの一軍キャンプを視察した。

この日午前中に現地入りし、新庄剛志監督（５３）と談笑。その後は代表候補の万波中正外野手（２４）、水谷瞬外野手（２３）、河野竜生投手（２６）、斎藤友貴哉投手（３０）らから挨拶を受けた。またグラウンド上では前日本代表監督の栗山英樹ＣＢＯ（６３＝チーフ・ベースボール・オフィサー）とも対面。１５分以上にわたって意見交換などを行った。

井端監督は視察後、新庄監督から５、６人の代表候補の“推薦”があったことを明かしたうえで「こういう選手がいるよ、というのをかなり挙げていただきました。他球団にもこういう選手がいるよ、と言っていただいたので。（今後の）参考にしたいと思います」と笑み。栗山ＣＢＯからも「前回大会どのような形で（準備したのか）というのも多少聞かせて貰いましたし。失敗とかではないですが、こうした方がよりスムーズに行けるんじゃないか、というようなところも教えていただいたので。すごくいい時間を過ごさせて貰いました」と語り、満足げな表情を浮かべた。

侍ジャパンは今後３月５日、６日に予定されているオランダとの強化試合（京セラドーム）を経て、来年３月のＷＢＣでの連覇を見据えることになる。井端監督はその点を踏まえ「（日本ハムには）若い選手が非常に多いですし、まだまだ伸びる可能性があるので。（ＷＢＣまで）１シーズンありますし。活きのいい選手を選びたいと思っている。今年１年いい成績を出してこちらにアピールして貰えるとありがたい」。

最後は成長著しいチームの若手選手らにエールを送っていた。