元ＴＢＳアナの高野貴裕氏 都民ファから都議選出馬「まだまだ社会に足りないところがある」

都民ファーストの会の勉強会であいさつする元ＴＢＳアナウンサーの高野貴裕氏

元ＴＢＳアナウンサーの高野貴裕氏（４５）が３日、夏の東京都議会選挙（６月１３日告示、同２２日投開票）に都民ファーストの会公認で、世田谷区選挙区から出馬することが決まった。高野氏は１月末にＴＢＳを退社していた。妻は女優の星野真里。

この日、高野氏は都内で行われた都民ファの勉強会に出席。所属議員らを前にあいさつに立った。高野氏は長女が「先天性ミオパチー」という国指定難病であることを公表していた。

その上で「いろいろ社会に助けられています。助けられているのですが、とはいえ、まだまだ社会に足りないところがあり、そのハードルを少しでも下げたいと思い、私、都政に挑戦させていただきたい思いでこの場に立たせていただきました。皆さま、よろしくお願いします」と話した。

都民ファは世田谷区選挙区に福島りえこ氏がすでに現職でおり、次の都議選では同選挙区に２人を擁立することになる。また、高野氏と同じタイミングで、大田区議の荻野稔氏も都議選に都民ファ公認で大田区選挙区から出馬することが発表されている。