〝選挙の神様〟藤川晋之助氏が都民ファ勉強会で講演 石丸新党に「意味が分からなかった」
東スポWEB / 2025年2月3日 21時17分
〝選挙の神様〟こと藤川晋之助氏が3日、都内で行われた都民ファーストの会の勉強会に講師として出席した。藤川氏といえば昨夏の東京都知事選で2位となった石丸伸二・前広島県安芸高田市長をサポートしたことで知られる。この日はかつての敵だった小池百合子都知事と並んだ。
この日の勉強会は選挙がテーマ。現職議員や候補内定者が参加し、〝選挙の神様〟の声に耳を傾けた。講演に先駆けて小池氏があいさつに立ち「選挙は握手の数しか票は出てこないといいますが、最近の新しい選挙の方法については藤川さんからお話をお伺いして、松田(馨=選挙プランナー)さんからも何をしていいのか、それはしちゃいけないよというのを学んでほしい」と訴えた。
藤川氏は都民ファ議員らを見渡しながら「なんとなく違和感を感じる方も多いんじゃないか」と切り出し、昨夏の都知事選前に石丸氏と話したときのことを振り返った。「東国原(英夫)さんが(過去の都知事選で)取った票が168万票だったんですね。無所属のまったくの無党派の東京での票はそれだけあると想定した。これが目標だと」
実際に石丸氏は165万票なので、ほぼ目標は達成されていたというわけだ。原動力にはSNSがあった。「ご案内のようにSNSの力。今まで何度も選挙を経験してきたわけですが、ちょっとあり得ない小さな奇跡だったんだなあ」と感嘆していた。
石丸氏は夏の東京都議選に向けて地域政党「再生の道」を立ち上げ、候補者を募集している。藤川氏は石丸新党について事前に石丸氏と話をしていたという。藤川氏は「まずは石丸塾を作って人を集めて、その中からいいメンバーを集めようという話をしたことあったが、はっきりと断られました」と告白。
石丸氏からは「私の目指す政党はプラットフォーム政党なので、政策はいらないんです」と主張があったといい、藤川氏は「ちょっと意味が分からなかった」と述懐。〝老兵は去るのみ〟と、次の都議選では石丸新党に直接は携わらないとした。
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