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【阪神】佐藤輝明の起用法が侍ジャパンに〝飛び火〟 三塁固定派の伊勢孝夫氏「チームの軸になるべき」

東スポWEB / 2025年2月4日 5時5分

三塁固定か外野併用か…その起用法が注目されている阪神・佐藤輝明

侍ジャパンの井端弘和監督(49)が3日に阪神春季キャンプ地の沖縄・宜野座を視察訪問。虎の主砲・佐藤輝明内野手(25)を「20本塁打台で終わる選手ではない。40本塁打、50本塁打までいける可能性のある選手」と称賛し、2026年春に行われる第6回WBCの有力選出候補であると明かした。

ただ、藤川球児監督(44)は複数ポジション制を採用する方針で、三塁が本職の佐藤輝は今季から外野守備にも再挑戦する。しかし、井端監督は「(守備位置は)代表チームにおいては一つに絞ってほしい。今、阪神では三塁なので、やはりそこで勝負してほしい」と、侍でも猛虎でもホットコーナーの座を死守するよう厳命した。

何かと是非が割れやすい複数ポジション制だが、本紙評論家の伊勢孝夫氏は「現状の阪神においてはふさわしくない」との考えを示す。

「『有事のため』という考えもあるが、近本、森下、前川と有力な外野手が3人そろっている阪神で、佐藤輝に外野を守らせるメリットは少ない。どのチームにもユーティリティーにプレーできる選手は必要だが、佐藤輝はチームの軸になるべき存在。腹を据えて三塁に固定してこそ、最大の武器である打撃にも専念できるし、課題である守備力の向上にもつながる。結局は三塁に彼を固定することが、チームにとっても本人にとっても一番の近道になる」

さらに、伊勢氏は他球団の補強も踏まえ「大勢に加え、マルティネスが加入した巨人の投手陣は強力そのもの。バウアーがカムバックしたDeNAもやっかい」とし「この状況で阪神が真剣に優勝を狙うなら、佐藤輝が30本塁打以上の成績を残さなければ厳しい。中途半端な複数ポジションの起用では効果は薄いだろう。そもそも佐藤輝が外野に回った時、代役として三塁を守れる有力な選手も少ない」とも指摘した。

虎の新指揮官は背番号8をどう使っていくのか。伊勢氏は「佐藤輝を便利屋的に起用する理由は一つもない」とまで言い切ったが、果たして――。

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