【日本ハム】新庄監督 パフォーマンス封印の裏に目を光らせる「選手チェック」
東スポWEB / 2025年2月4日 5時5分
見ているところは見ている!? 日本ハム・新庄剛志監督(53)が指揮官就任4年目にして大きな変化を見せている。1日から始まった沖縄・名護での春季キャンプでは、これまでのようなパフォーマンスを封印。派手な動きもすっかり消えたが、どこからか鋭い眼光が光っているようで…。
キャンプ初日から新庄監督は電動キックボードを使った施設の巡回も極力控え、派手な動きもなし。侍ジャパンの井端弘和監督(49)が視察に訪れた3日の午前中こそ姿を見せたが、その後はすぐに球場内に戻ってチームのライブBPを〝観戦〟した。午後は選手への個別指導のため再びグラウンドに現れたが、やはり施設を巡ったり、恒例のパフォーマンスを行うこともなかった。
こうした「落ち着きぶり」ともいえる新庄監督の〝変貌ぶり〟について、球団関係者からは「あえて表に出ず、遠目から選手の姿や所作を徹底チェックしているのでは」という声も上がった。そんな思惑が午前中の練習から垣間見られた。
指揮官は井端監督との談笑を終えると、グラウンド内に集結していた投手陣に急接近。各選手のグラブをチェックしながら声をかけ続けた。練習後、新庄監督にこの時のことを聞くと渋い表情でこう語り始めた。
「前も言ったように、グラブのデザインばかりを気にして(グラブ内に捕球するための)ポケットができてない選手が多いんですよ。ポケットができてないから捕れても、ちょっと(グラブ内で)ズレる。それで、しっかり握れなくてセカンドに投げて併殺を取れないプレーが俺は嫌だから。柔らかくしてくれって。だからそれを伝えました。前からずっと伝えてるんですけどね」
さらに指揮官は昨今の選手の「はやり」についても苦言を呈した。
「見ていて思うんですけど、帽子のつばもそう。他の球団もそうですけど、つばが真っすぐのやつ。野球センスがなさそうに見えるんですよ。それに外野手が(打球を)追いかけて風吹いたら飛ばされないかなと。つばが真っすぐだと投手なら投げやすいのはあるかもしれないけど、だったらひもをつけるとかね。それぐらいしないと(打球処理時に)危ないから」
縦横無尽に動き回ったりパフォーマンスをしない分、選手の細部を徹底的に確認する。指揮官の変化は全選手に一流に成長してもらいたいという親心の証しなのだが…。その思いは届くのか。
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