亀田興毅氏 相次ぐ世界戦トラブルに動じず「何回も経験。耐性できてる」初の2日間興行開催
東スポWEB / 2025年2月4日 5時5分
トラブルには慣れている。ボクシングの元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏(38)がファウンダーを務める興行「3150×LUSHBOMU」の会見が3日、都内で開かれ、3月29、30日に愛知県国際展示場で2大世界戦などを行うと発表。昨年末から今月にかけて世界戦の延期、相手変更が相次ぐ中、興毅氏は万が一のトラブルの対応に自信を示した。
同興行では初の2日間開催。初日にはIBF世界ライトフライ級王者の矢吹正道(LUSH緑)が2階級制覇をかけて同フライ級王者アンヘル・アヤラ(フィリピン)に挑戦、2日目にはWBC世界ミニマム級1位の重岡優大(ワタナベ)が王座奪回をかけて王者メルビン・ジェルサエム(フィリピン)と再戦するほか、アンダーカードにも好カードがそろう。興毅氏は「ええカード組んでるでしょ。これからまだ発表しますよ」と満足顔だった。
現在のボクシング界で気にかかるのは、トラブルが続いていること。昨年12月24日には世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が防衛戦を予定していたが、挑戦者サム・グッドマン(オーストラリア)が負傷。1か月延期となった後、再度グッドマンが負傷したため、相手が金芸俊(キム・イェジュン=韓国)へ変更となった。
その苦労は、対応に追われた大橋ジムの大橋秀行会長が「疲れました」と話すほど。また、昨年大みそかには井岡一翔(志成)がWBA世界スーパーフライ級王座挑戦を予定していたが、王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)のインフルエンザ感染のため中止となった。
だが、この嫌な流れの中でも興毅氏は不安を口にしなかった。すでに自身が手がけた興行で相手の変更、興行の延期などを経験しており、「そんなん、何回も経験してる。とっくの前にやってる」と強調。「その耐性が出来上がってるから僕らは強い。仕事できるから」と胸を張った。
トラブルが起こらないことが最善だが、何が起こるかは分からない。備えは大切だ。
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