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フジテレビ「FNS歌謡祭」中止 出演アーティスト側から歓迎する声も…〝歌唱力の差〟で炎上の過去

東スポWEB / 2025年2月4日 5時5分

timelesz・菊池風磨(左)となにわ男子・大橋和也

中居正広氏の女性トラブルを巡る一連の問題の影響で、4月9日に予定していたフジテレビ系大型音楽特番「FNS歌謡祭」が放送中止になったと一部で報じられた。制作費不足が大きな要因だが、出演アーティスト側は歓迎ムードも…。また、ロケ先探しが難航中の同局系人気特番「逃走中」については〝まさかの案〟まで浮上しているという。

「FNS歌謡祭」は1974年にスタートし、2012年から「夏」と「冬」の年2回放送。その後「春」も不定期で放送されるようになり、今年は22年以来の「春」が企画されていたが、異例の中止に至ったという。

フジ局員は「音楽を題材にした番組は増えているが、それはスポンサーが注視するコア層(13~49歳)で視聴率を獲得できるからです。それを念頭に春に〝音楽番組ウイーク〟を計画しましたが、肝心のスポンサーのめどがまったく立たず、中止するしかありませんでした」と告白。また、大手レコード会社関係者も「フジ側と出演アーティストなどを話し合っていたが、なくなりました」と明かした。

中居氏のトラブルを巡る一連の問題で、スポンサー企業が続々とCMを差し止めたのは周知の通り。親会社のフジ・メディア・ホールディングスは先月30日、フジの25年3月期の広告収入が233億円減少する見通しを発表するなど厳しい状況が続いている。

もっとも出演アーティスト側からは中止を歓迎する声も漏れる。

「生放送で普段は見ることのできない豪華アーティストのコラボやミュージカル企画などが目玉で、話題になるのはありがたい。ただ、コラボするとアーティストの歌唱力の差が顕著に出てしまい、炎上することもしばしば。中止になって歓迎ムードです」(別のレコード会社関係者)

実際、昨年12月4日放送の「2024FNS歌謡祭 第1夜」では、timelesz・菊池風磨がJUJUのヒット曲「やさしさで溢れるように」を本人とデュエット。ネット上で、JUJUとの歌唱力の差があるとして菊池に批判の声が飛び交うと、菊池ファンが一斉にフォローする炎上騒ぎに。さらに、同11日放送「第2夜」では、なにわ男子の大橋和也と韓国歌手・ジェジュンがレミオロメンのヒット曲「粉雪」をカバー。大橋は緊張で音程が定まらず、心ない書き込みがネットに投稿されたこともあった。

「そのため、アーティストが『怖い』『出たくない』と出演をごねるケースも少なくありません。今回、放送中止になって、出演に消極的なアーティストや板挟みに悩んできたスタッフも安堵しています」(同)

さらに、フジの騒動は、街や大型施設とコラボ協力のもと撮影している人気番組「逃走中」にも影響が及んでいる。ロケ地探しが難航しているというのだ。

「今年は騒動でフジに対して悪いイメージがついた影響で『貸したら批判を浴びるのでは』と警戒されて場所がなかなか見つからない。そのため、局員からは『フジテレビ社内でロケするしかないんじゃないか』などという声も上がっています」(前出のフジ局員)

騒動の余波は広がるばかりだ。

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