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台湾の俳優バービー・スーさんが日本旅行中に死去 インフルエンザ発症後に急変

東スポWEB / 2025年2月4日 6時5分

亡くなったバービー・スーさん(ロイター)

台湾の俳優バービー・スーさん(中国語名・徐熙媛)が2日、肺炎のため東京で死去したことが分かった。48歳だった。妹で歌手のシュー・シーディー(徐熙娣)がインスタグラムで報告し、複数の台湾メディアが3日、報じた。訪日中の死去で台湾では衝撃が広がっている。

シーディーは2日、インスタに「新年、私たち家族は日本に旅行しました。私の最愛で優しい姉は残念ながらインフルエンザと肺炎で亡くなりました。私はこの世で彼女の妹でいられることに感謝しています。お互いに。私はいつも彼女に感謝し、いつも一緒にいてくれた彼女を恋しく思います。安らかに眠ってください、シャン! 私はいつもあなたを愛し、永遠に一緒に思い出します」と投稿した。

台湾メディア「娯楽星聞」によると、スーさんは春節(旧正月)で夫、子供、妹、母親ら家族と日本旅行中にインフルエンザを発症後、肺炎になった。遺体は日本で火葬された。家族が遺灰を台湾に持ち帰り、告別式を行う予定。

せき込む症状があったのは先月29日。神奈川県箱根町に宿泊し、30、31日はホテルから出なかった。2月1日、東京の病院に行き、インフルエンザA型と診断され、薬を処方された。深夜、容体が急変し、救急搬送されたが、2日午前7時ごろ、死亡が確認された。

スーさんが亡くなったことが報道されると、中華圏のSNSでは「日本流感」がトレンド入りした。春節は今月4日までで、多くの中華圏観光客が日本に旅行していることもあるのだろう。

また、中国疾病予防コントロールセンターは昨年12月27日、インフルエンザなどの呼吸器感染症の流行がピークを迎えていると発表しており、すでにピークは過ぎた状況だ。それにもかかわらず、スーさんがインフルエンザによる肺炎で亡くなった。

中国のSNS「微博」では、ユーザーが「日本のインフルエンザはそんなに毒性が強いのか」「みんな行かないほうがいい」などのコメントが寄せられた。

一方、台湾では例年、春節中がインフルエンザのピークとなるという。台湾紙「三立新聞」は3日、「大S(スーさんの愛称)と彼女のグループは春節初日の29日に日本を訪れた。大Sは出発前から体調が悪かったが、家族と旅行するために日本に飛んだ」と、台湾国内で罹患していた可能性を指摘している。

スーさんは俳優、タレント、司会者などとして活動。1994年、妹シーディーとともにアイドルデュオとしてデビュー。そのため、中華圏では「大S」の愛称で呼ばれている(妹は「小S」)。日本デビューもし、3枚の日本版アルバムをリリースしている。日本の人気ドラマ「花より男子」の台湾版「流星花園」でヒロインを務めるなどした。2010年、中国の青年実業家ワン・シャオフェイ(汪小菲)と結婚し、2人の子供をもうけるも、21年に離婚。離婚訴訟が継続中にもかかわらず、22年に初恋の相手といわれる韓国の歌手のク・ジュンヨプ(具俊曄)と再婚した。

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