1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

【フィギュア】田中梓沙&西山真瑚の〝あずしん〟ミラノ五輪まであと1年…団体金へ「アイスダンスが本当に頑張らないと」と燃える理由

東スポWEB / 2025年2月5日 11時8分

田中梓沙(左)と西山真瑚のペアが五輪への意気込みを語った

氷上のニュースター誕生なるか――。2026年ミラノ・コルティナ五輪の開幕まで6日であと1年。日本代表争いが激化するフィギュアスケートで、注目度が上昇しているアイスダンスの〝あずしん〟こと田中梓沙(19)、西山真瑚組(23=ともにオリエンタルバイオ)を直撃した。田中のケガもあり、今季は昨年12月全日本選手権で2位だったが巻き返しを宣言。初の金メダルが期待される団体戦で、キーマン候補の2人が大舞台への思いを激白した。

――今季は田中が右肋骨をケガしたが、困難を通じて得たものは

西山 NHK杯はほぼ練習ができていなかったけど、ミスなくパフォーマンスしきれたのは自信になった。ケガが回復してきた全日本選手権は練習の成果を発揮できたので、そのあたりは成長した点だと思う。

田中 昨季はケガをした時にメンタル的にしんどかったが、今年はケガを受け入れられた。それがいいかはわからないが、その辺は成長できたかなと思う。

――NHK杯、全日本選手権は〝うたまさ〟こと吉田唄菜、森田真沙也組(ともに木下アカデミー)に敗れた

西山 やっぱり日本国内で今は〝うたまさ〟の方が先に進んでいる。僕たちは早く追いつかないといけない立場ではあるが、切磋琢磨できる関係であることは普段の練習からも、ものすごく高いモチベーションになっている。

田中〝うたまさ〟はアイスダンサーとして経験がすごくあるので見習って、自分たちもちゃんと練習を積んでいけば追い越せると思っている。まずは追いつけるように、しっかり練習をしていきたい。

――ミラノ・コルティナ五輪への距離感は

西山 まだまだ本当に努力しないといけないことが山積みだが、手の届かない場所ではないと思っている。もちろんミラノ五輪は大きな目標として自分たちの中で持っているけど、毎日の練習、そして生活を一生懸命やっていくことが、ミラノ五輪につながっていくと思う。

田中 同じかな(笑い)。

――五輪に憧れたきっかけは

西山 小さい頃は漠然とした目標だったけど、トロントのクリケットクラブで練習をしていた時に、(男子で五輪2連覇の)羽生(結弦)くんもそうだけど、周りの選手たちが五輪に行っている姿を見て、自分もこのスケーターたちの仲間入りをしたいというふうに強く思ったのがきっかけ。2018年の平昌五輪くらいかな。

田中 シングルスケーターとしてやっていた時に、一緒に練習していた宮原知子さんが(平昌)五輪に出た時に、五輪の舞台にすごく憧れを持ったのと、身近な友達の河辺愛菜ちゃん(中京大)も(22年北京)五輪に行ったことで、自分も同じ舞台に立ちたいなという思いが強くなった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください