1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

北野武監督 映画『ブロークンレイジ』の会見でエンタメ業界を憂う「過渡期というか、試されてる時期」

東スポWEB / 2025年2月5日 18時18分

(左から)國本鍾建、大森南朋、北野武、浅野忠信、白竜

ビートたけし(78)こと北野武監督が都内で5日、最新作となるAmazon Original映画「Broken Rage(ブロークンレイジ)」(Prime Video)の世界独占配信(14日から)を記念し記者会見。〝キタノ組常連俳優〟の浅野忠信(51)、大森南朋(52)、白竜(72)、國本鍾建(58)が揃った。

同作は「暴力映画におけるお笑い」がテーマ。警察とヤクザに板ばさみとなった殺し屋(たけし)の奮闘を、前半30分はシリアスに、後半30分は同じ話をコメディータッチに描いた。たけしからしたら「かなり実験的な映画」で、Amazonに「無理な相談」をしたら「やって構わない」と言われ、撮ったのだが…。

会見冒頭のあいさつでは、〝お約束〟のおふざけもナシ。たけしは「劇場とテレビというのは、あまり意識してなくても、やはりこれだけ違うものになってしまうのか…。映画が完成した後、つくづく〝エンターテインメントというものは、見るほう、つくるほうの環境が変わると、これほどまで変わってしまうのか〟と、すごい分かるようになりました」と語った。

2時間半以上は映像を撮ったそうだが、「モバイルとかそういうもので見るものと、劇場で見るってのは、これだけ同じストーリーで同じテンションで撮ってるのに〝これだけ編集すると変わるのか〟と思うぐらい短くなりましたね」。

たけしは焦ってAmazonの担当者に聞いたが、「これでOKです。無理に伸ばす必要ない」と言われたという。

ただ、内容的には「まぁグレードとしてはそんなにひどくない。ま、そんなにスゴいとは言いませんけど、お金(月額料)を払ってみて、損したとは思わないだろう」とのこと。

たけしは「これほど電子通信機器が発達してきた時に、一体エンターテインメントはどういう方法をとるのかなと、今ちょっとかなり過渡期というか、試されてる時期なんで、その渦中にいるわれわれは、できる限りいろいろチャレンジしたいと思っています」と語った。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください