【バスケ】男子日本代表ホーバス監督 １８歳・渡辺伶音にホレ込む「本当に好きですよ」

囲み取材を受けるトム・ホーバスHC

バスケットボール男子日本代表は５日、都内で行われているディベロップメントキャンプ（有望な若手を集めた合宿）の一部を公開し、トム・ホーバス監督が取材に応じた。

昨年１１月のアジア杯予選以来となる取材対応。今後の日本代表を担う若手への指導を終えたホーバス監督は「若いいい選手がいる。みんな頑張っている」と語った。その上で、今回の合宿に参加している福岡大大濠高３年の渡辺伶音（１８＝Ｂ２アルティーリ千葉）らに大きな期待を寄せた。

身長２０６センチの逸材については「前（のディベロップメントキャンプ）はいいシュートが入っていたけど、今回は全然入らない。それでもマイペースなところが良い。今回の合宿で一番若手だけど、でも全然そう思ってない。シュートも（フォームが）綺麗だから戻ると思う」。物おじしないメンタルも評価した。

さらに「渡辺が本当に好きですよ。彼は面白い選手。ウチ（日本代表）のシステム中で３番（スモールフォワード）は、ディフェンスのところで難しいかもしれないけど、ピックアンドポップの４番（パワーフォワード）。ドライブもできる。彼は絶対にチャンスあると思い」と適性ポジションにも言及した。

渡辺が順調に成長していけば、２０２８年ロサンゼルス五輪も視野に入る。そのほかＢ１宇都宮の星川開聖（２０）、八王子学園八王子高３年の十返翔里（１８）らの名前を挙げた。