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【阪神】〝新・虎のプリンス〟森下翔太 ライバル球団が徹底警戒「華もあるし…新庄さんタイプ」

東スポWEB / 2025年2月6日 5時8分

他球団の警戒が強まっている森下翔太

〝新・虎のプリンス〟はこの男か――。阪神の新4番候補・森下翔太外野手(24)への警戒が強まっている。今季でプロ3年目の若武者は年々たくましさを増し、昨秋開催された国際大会「プレミア12」でも侍ジャパンの4番打者として大活躍。その成長ぶりは他球団の脅威となっており、かつて甲子園を沸かせたスーパースターとダブらせる声まで上がっている。

沖縄の宜野座、具志川で行われている春季キャンプは5日が休養日で、選手たちは第2クールに向けて思い思いの時間を過ごした。

昨季はリーグ2位に終わり、球団史上初となる連覇への道を断たれた。藤川監督を筆頭とする新体制で再スタートを切った中、ライバル球団の間では成長著しい森下の存在がますます脅威となっている。

阪神と同じ沖縄県内の浦添でキャンプを張っているヤクルト・石井弘寿投手コーチ(47)は「自分の現役時代で対戦した打者でいえば、(現日本ハム監督の)新庄さんタイプ。華もあるし、4番として打てば相当に盛り上がるはず。なので、ウチとしてはそうはならないようにしないといけない」と警戒心をあらわにした。

現在は指導者となっている石井コーチだが、現役時代は左腕から繰り出す155キロの直球を武器に救援投手として活躍。五十嵐亮太氏(野球評論家)とともに「ロケットボーイズ」として猛虎打線に立ちはだかり、2001年には若松監督率いるヤクルトの日本一へ大きな原動力となった。甲子園での阪神戦の怖さも熟知しているだけに、さらなる大ブレークを予感させる森下に仕事をさせないよう、脳内で対策を練っているようだ。

森下は2年目の昨季、7月に不調で二軍調整も経験したがトータルでは軒並み成績を伸ばした。出場した129試合で打率2割7分5厘、16本塁打、73打点の活躍。プレミアでは全9試合で4番を任され、同3割5分7厘、1本塁打、9打点と役割を十分果たした。来年3月に予定される「第6回WBC」への出場も熱望している。

かつては試合終盤のシビれる場面で石井コーチがマウンドに立ち、〝虎のプリンス〟と称された新庄監督と真っ向勝負を展開。令和となった現在では森下とヤクルト投手陣による名勝負が、甲子園の大観衆の前で繰り広げられるかもしれない。

「場面にもよるので誰をぶつけるとかは言えないですが、ウチの投手もしっかり抑えて自信をつけてもらいたい」(石井コーチ)

虎の主軸として徹底マークされる中で森下はどんな結果を残せるのか。その成績によってチームの順位も大きく左右されそうだ。

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