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“8はマジで見ない”高岡蒼佑が今フジテレビに思うこと「上納接待は芸能界全体の問題」

東スポWEB / 2025年2月6日 5時8分

取材に答えた高岡蒼佑

元タレントの中居正広氏のトラブル対応を巡るゴタゴタで、フジテレビはCMスポンサーの撤退や会長、社長の辞任など解体的出直しを迫られている。2011年にツイッター(現X)に「8は今マジで見ない」とフジの韓流偏重を批判し、抗議デモにまで発展した騒動の火付け役である俳優の高岡蒼佑(42)は今回の事態をどう見ているのか――。

人気俳優で、フジのドラマにも多数出演していた高岡の爆弾投稿は14年前の出来事だ。「正直、お世話になった事も多々あるけど8は今マジで見ない。韓国のTV局かと思う事もしばしば」「日本の番組をやって欲しいわな。歌もさ」とフジの韓流偏重の番組編成に言及した。

この投稿をキッカケにネット上ではフジ批判が巻き起こり、お台場のフジ社屋周辺での抗議デモやスポンサー企業の不買運動にまで発展した。

このダメージは大きく、フジは「嫌いなテレビ局1位」になるなど視聴者離れが顕著となり、凋落の要因の一つといわれている。一方で、高岡は所属していた事務所を解雇され、決まっていた主演役を外されるなど一時俳優業の休止に追い込まれる不遇の時を過ごした。

高岡は当時の投稿をこう振り返る。「フジに恨みがあったとかではなく、良いモノを作っていたのになんでそれを放送しないで、韓流やK―POPなど韓国のコンテンツばかりをやる必要があるのだろうというのがきっかけ。東日本大震災の後だったからなおさらで、特に10代の子とかはテレビに強く影響される年ごろ。テレビで見た思い出が韓国のネタばかりになってしまうのがもったいないなというぐらいの感覚だった。発言自体は今でも後悔していない」

投稿から14年たち、再びフジは存亡の危機に立たされている。フジの人権意識の低さや女性アナウンサーを接待要員にしていた企業風土などが問題視されている。

「フジがバブルっぽいというかチャラさはあったが、〝上納接待〟みたいな話はフジだけではなく芸能事務所を含めた芸能界全体の問題だと思う。(芸能事務所の)男の社長が自分のところの女優さんを家に住ませたり、女性をたくさん集めた場所にテレビ局のプロデューサーがいたりする。来ている女性の方も『どこどこのタレントに会いたい』『このプロデューサーとつながりたい』と。ホスト、ホステスの世界とあまり変わらない。太客、スポンサーをどれだけつかまえられるかみたいな世界」

フジ問題では長年トップに立つフジ・メディア・ホールディングスの日枝久取締役相談役の去就に注目が集まる。

「ちょっと隠居してもらわないと良くならないが、みんな権力を持ちたいからまた誰かが力を持って、業界の構造自体は変わらない」と経営陣が変わったとしても根本的な解決にはならないとみている。

「ジャニーズの問題から今回の中居君の件も含めて、これだけいろんなことがめくれているにもかかわらず、まだテレビのやっていることに世間一般が信用し過ぎている。都合の良い情報を宣伝するツールにすぎないことに少しでも気付く人が増えてくれれば」

昨年、ネット配信の仁侠シリーズ「CONNECT 覇者への道」で俳優業に復帰した高岡だが、散々煮え湯をのまされた地上波テレビはもう見ていないという。

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