【ヤクルト】〝元巨人レギュラー内野手〟寺内崇幸コーチ 「縁」が導いたNPB復帰劇
東スポWEB / 2025年2月6日 6時8分
ヤクルトの一軍キャンプ(浦添)に〝元巨人レギュラー内野手〟の新コーチが加わった。内野守備走塁を担当する寺内崇幸(41)である。
連日、内野ノックをはじめ内外野の連係プレー、バントシフト、サインプレーでも選手を指導。今後、実戦に入ればベースコーチに立つ可能性もあるという。
「(2018年に)巨人で引退して以来、久々の一軍ということで本当に毎日が楽しみですし、いい意味で緊張感を感じながらやっています。何とかチームをサポートできるよう精いっぱい頑張りたい」
そう語る寺内コーチは06年、大学・社会人ドラフト6巡目で巨人入り。しばらくは守備固め要員だったが、12年に二塁手として一軍に定着し、13年にはレギュラーとなった。CSで広島・前田健太(現タイガース)から決勝3ラン、日本シリーズで楽天・田中将大(現巨人)からソロ本塁打を打ったことは今も語り草だ。
「ああ、あれは自分でもよく覚えてますよ(笑い)。今もいろんな人に〝あの時は〟と言っていただけますので、よっぽどインパクトが強かったんでしょうね」
しかし、その後はFA移籍してきた片岡治大に定位置を奪われ、故障も重なり、18年限りで戦力外通告。その年に出身地のBC栃木の監督に就任した。その6年間の活動がヤクルトに評価されたのか、晴れてNPBに指導者として復帰したのだ。
「ヤクルトの方々とは、巨人にいた12年間の中で、ちょっとしたご縁があったんです。現役時代の7年ほど、1月の松山の自主トレで宮本(慎也)さん、宮出(隆自)さん、福川(将和)さんとご一緒させていただいてました。その後、今でも川端慎吾、山田哲人、中村悠平と一緒にトレーニングをしていたという経緯があったんですよ」
コーチ就任後の最初のキャンプ。常に心を砕いているのは、練習だけではなく、選手たちと積極的にコミュニケーションを取ることだという。
「僕自身、これから選手のことを知らないといけませんし、選手にも僕のことを知ってほしいですから。大切なのは、選手に話を聞く時に、選手自身の言葉で話してもらうこと。選手自身の言葉が出てくるコミュニケーションの取り方です。つまり、本心を知るということですね。そういう普段の会話の中から練習で何をやるかを決めていき、課題を一つひとつつぶしていく。そういう指導をしていきたいですね」
巨人の現役時代にレギュラーをつかみ、BC栃木の監督を経験して「視野が広がった」という寺内コーチ。「捲土重来」をスローガンに掲げる高津ヤクルトにどれだけ貢献できるか。
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