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【阪神】岡田顧問が爆笑野球談議 ChatGPTをバッサリ「村上春樹風に書いてもノーベル賞はもらえんやんけ」

東スポWEB / 2025年2月7日 5時14分

宜野座キャンプを訪問した岡田彰布顧問

阪神前監督の岡田彰布オーナー付顧問(67)が6日に春季キャンプ地の沖縄・宜野座を訪問。ブルペンを中心に虎戦士たちの鍛錬を視察し、指揮官在任当時と変わらぬ「ハッキリ言うて節」でナインたちを鼓舞した。番記者たちとの話題は徐々に、昨今の球界模様や世情にまで発展。自身の母校・早大の先輩にもあたる世界的文豪までチクリと刺した――。

この日の練習開始前には、3日に脳梗塞のため91歳でこの世を去った吉田義男さんへの黙とうが行われた。半旗で掲げられた球団旗がたなびく下、列に加わった岡田顧問は「ずっと入院してて、体が悪いとは知ってたけどな。あの当時、初めて優勝して唯一の日本一監督になった方やし、栄光を勝ち取った方。ずっとそういう存在であることは間違いないよな」と自身の恩師でもある「ミスタータイガース」をしのんだ。

その後はキャンプの華でもあるブルペンに1時間以上腰を据え、投手陣の仕上がりをチェック。「おーん。まあなあ。どうなんやろな。目立ったのは村上やな。村上は今年一番勝つと思うで。普通の目で見てな。全然ボールの質が違うやんか」と2023年のMVP右腕を称賛するとともに「才木はまだちょっと怖さがあるよな。全体的な力を見れば村上の方が上? そうやな。コントロールが違うからな」とも指摘し、昨季チーム最多の13勝を挙げた背番号35に奮起を促した。

ひと通りの記者応対を終えた後も、野球談議は続く。年々過剰になりつつある捕手のフレーミング技術と、それに対応し切れていないNPB審判団にも苦言。その上で「今後は(米マイナーの)3Aや韓国プロ野球みたいにストライク&ボールの判定はAIが担うようになるかもな。組合が怒るかもしれんけど(笑い)。将棋もまるで人間はAIに勝てんもんな」と球界の未来を占う。

ここで本紙記者から「岡田さん(生成AIの)ChatGPTって知ってます? 阪神の〇〇について〇文字で書けって指示したら、見事な原稿が一瞬で仕上がってビックリしましたよ。僕なんかより全然文章うまかったです。こっそり紙面に載せてもバレないかも…」と水を向けられると「おお、せやったらオマエら記者なんかもう要らんな。そんなに書けるんか?」と興味を示す。

さらに「いやもうすごいです。『村上春樹の文体で阪神の〇〇について語れ』って指示したら、村上春樹そのものな文章が一瞬で完成して…。これもう人間いりませんよ」と補足したところ、すぐさま「そんなんオマエ、村上春樹風に書いても、どうせノーベル賞はもらえんやんけ(笑い)」と日本文学界の〝秋の風物詩〟を引き合いに出し、周囲の爆笑もゲット。相変わらずの見事なツッコミ力を発揮し、健在ぶりを示した。

一時は深刻な事態にまで陥っていたという健康問題も、今となっては一切心配なさそうだ。今牛若がこの世を去っても、阪神にはもう1人の日本一監督・岡田彰布がいる。そらそうよ。

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