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【日本ハム】新庄監督も嬉しい悲鳴!? 山本拓実の参戦で過熱する「守護神争い」

東スポWEB / 2025年2月7日 6時13分

守護神争いに参戦の山本拓実

最終的に誰がその座を制するのか。日本ハムの「守護神争い」がキャンプ序盤から熱を帯び始めている。現在の最有力候補は新庄剛志監督(53)が昨年11月のファンイベントで「Wストッパー」に指名した昨季20セーブの田中正義投手(30)と中継ぎで25試合に登板し、ブレークした斎藤友貴哉投手(30)だ。

田中は2022年オフにソフトバンクから加入して以降、150キロ超えの直球、スプリット、カットボールを武器にチームの守護神の座を死守してきた。今春キャンプも初日からブルペン入りし、力のこもった投球を披露。「しっかりやるべきことはできています」と語り、今季も〝定位置〟を譲る気持ちはない。

斎藤も昨季途中から中継ぎ陣の一角を担い、7月中旬からはシーズン終了まで登板13試合連続無失点をマーク。課題の制球力も徐々に克服しつつあり侍ジャパン最終候補にも名を連ねるため、この2人がバトルを繰り広げると思われた。

だが、ここにきて2人の牙城に割って入ろうとしているのが23年途中にトレードで中日から加入した山本拓実投手(25)だ。身長167センチと小柄な右腕だが、低いリリースポイントから投じられる直球は150キロを超えることも珍しくない。さらに今季はそのリリースポイントをさらに10センチほど低下させ、キャンプではよりボールが低い位置から浮き上がる直球の習得に励んでいる。このボールを武器に守護神の座を奪いたいのだという。

「やっぱりリリーフをやっている以上、最優秀中継ぎであったり最多セーブを取ることは一つの目標なので。それに新庄監督と昨年末にDMで話す機会があった時に、『来年は僕が抑えを獲ります』と言わせていただいたら『可能性あるからね』と言ってもらったので。(田中と斎藤に)負けたくないですし。その言葉を信じて自分のやれることをやりたいと思います」(山本拓)

6日に行われた実戦形式の登板では松本剛、五十幡を相手に計41球を投げ込んだ。全て直球だったが、打球を詰まらせる場面が目立った。こうなると前出の2人を脅かす可能性も高いだけに起用する新庄監督も「うれしい悲鳴」だろう。

指揮官は今後も3人を最後まで競わせる方針だが、守護神争いの行方は今後どう展開していくのか。ハイレベルなチーム内競争から目が離せない。

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