廣津留すみれ氏 待遇に不満の水原一平被告に「ちょっと不思議」

廣津留すみれ

バイオリニストの廣津留すみれ氏が７日、がテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜、午前８時）に出演し、水原一平被告への判決に「本当に罪を償ってほしい」と語った。

ドジャース大谷翔平選手の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われた水原被告が、米カリフォルニア州の連邦地裁から禁錮４年９か月、大谷選手へ約２６億円（約１７００万ドル）の賠償などの量刑を言い渡された。

検察側の求刑通りとなった判決に廣津留氏は「あれだけ流暢に、なりすましも出来てしまって、かなり綿密に計画が立てられていたのを見ると、ギャンブル依存症の一言だけではかたずけられないだろうな。本当に言い訳の余地はないだろうな」と語った。

番組では通訳として活躍していた時代のＶＴＲも流れ「さきほどの２０１８年のころの映像とか見ていると、本当にどこで掛け違ったんだろうというか、どこから道を踏み外してしまったんだろう」と廣津留氏。

また今回の裁判で、水原被告は書面で、自身の立場について「彼の近くで家を借りる必要があり、家賃は安くないということです」などとギリギリの生活だったこと、テレビＣＭや本の執筆オファーなど受けていたが、「翔平と彼の顔医者から打ち切られてしまいまいした」と訴えていた。ただ、これら水原被告の訴えに連邦検察は真っ向から否定するという展開だった。

これら水原被告の行動にも廣津留氏は「いまだに大谷さんへの待遇への不満とかを手紙で出しているというのがちょっと不思議だなと思いますけど、本当に罪を償ってほしいと思います」と語った。