水原一平被告の判決を台湾も詳報 現地ファンは「人間の欲望は底なしだ」

台湾でも大谷翔平は大人気だ（台北１０１の展望台で展示されている５０号記念球）

台湾メディア・中天ニュースネットワークは日本時間７日に「禁錮４年９月」と言い渡されたドジャース・大谷翔平投手（３０）の元通訳・水原一平被告（４０）について詳報した。

同メディアは水原被告について「水原は大谷翔平選手の専属通訳兼乳母だった」と通訳だけでなく大谷の身の回りの生活をサポートする役割も担っていたことを紹介。さらには「大谷選手の資産約１７００万ドルを横領し、最終的には銀行詐欺や虚偽の納税申告の罪で起訴された。水原は３月２４日から刑期を務め、刑務所の食事を食べることになる」と一連の事件について触れた。

今回の判決を受けて台湾のファンからは「刑務所から出所した後、運がよほど良くない限り、彼は借金を返済できないはずだ」「素晴らしい人生を台無しにした典型的な例」「割安だな」などと厳しい声が続出。さらには「文字通り、蛇の欲は際限なく、象を丸呑みする。貪欲で満足を知らない」と、中国のことわざで「人間の欲望は底なしであること」を意味する「蛇呑象」を例に出すファンもいた。