鳥羽一郎、山川豊、木村竜蔵、木村徹二がファミリーコンサート 山川は「順調です」とがんの状況を説明

コンサートを行った山川豊、鳥羽一郎、木村徹二、木村竜蔵（左から）

演歌歌手の鳥羽一郎（７２）、山川豊（６６）、木村竜蔵（３６）、木村徹二（３３）の４人が７日、都内で「木村ファミリーコンサート」を行った。

鳥羽と山川の兄弟に加え、鳥羽の息子である竜蔵と徹二の４人が集まったコンサートで鳥羽は「親子兄弟４人でというのもあまりないので、緊張します」と言えば徹二は「小さいころから見ていた２人のステージに入れるというのはワクワクした感じ」と笑みを見せた。

ステージではそれぞれのヒット曲のほか、竜蔵が鳥羽、山川のために作曲作詞した「俺たちの子守唄」を４人で熱唱。サングラスをかけたジャケットも話題で山川は「ユーチューブ見ていると、我々のような年代の方がサングラスをして歌っていたりする。キャンペーンとかはできていないけど、この先が楽しみです」とヒットの予感を感じているという。鳥羽は「息子のことを褒めるのはどうかと思うけど、よくできた歌だと思う」とはにかんだ。

また、昨年１月にステージ４の肺がんであることを公表した山川はいまは薬を飲んで肺と脳を定期的に検査している段階で「順調ですよ」と説明。がんの進行も「現状維持」という状況で、「歌を歌っているといいですね。病気を忘れる」とマネジャーである息子にも「どんどん仕事を入れろといっている」と精力的に動いている。徹二は精力的に動く山川に「なんか大丈夫な気がします。もともとパワフルな方なので内側から治せるんじゃないかなって思っている」と話した。