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【日本ハム】新加入の吉田賢吾 同じく〝元鷹〟水谷瞬に続くか「まずは打撃からチャンスをつかみたい」

東スポWEB / 2025年2月9日 6時8分

ソフトバンクからの現役ドラフト新加入で、レギュラー奪取に挑む日本ハム・吉田賢吾

日本ハム・吉田賢吾捕手(24)が新天地でのレギュラー奪取に闘志を燃やしている。

昨年オフの現役ドラフトでソフトバンクから日本ハムに新加入。登録は捕手だが、日本ハムでは一塁、三塁に加えて外野にも挑戦する構えを見せる。

「『試合に出られる場所を自分で見つける』じゃないですけど、与えられた場所を一生懸命やりたいので。ファイターズでは突然、どこを守らされるかわからないですし。昨年(捕手の)郡司さんもセカンドをやりましたよね。僕自身、ポジションにこだわっている時間もないので、どこでもやるつもりです」

昨季はソフトバンクで10試合に一軍出場も、5月以降は捕手での出場機会はなかった。古巣は戦力層が分厚いため出場機会も限られ、主力選手の練習量も豊富。特にキャンプではレギュラー選手が人一倍の猛練習を行うことも珍しくなかったため「全体練習が終わっても自分だけ早く(宿舎に)上がれない感じでした。試合に出ている方々が練習をやっているのに、その人たちを追い抜いて試合に出ないといけない選手が早く上がるというのは違うので。みんな(主力の練習に)食らいつくというか。それが強さというか、すごいところだった」。そんな経緯もあってか、今春キャンプでは複数ポジションを守れるよう鍛錬を積みながら、定位置確保を目指すという。

もっとも、自身のアピールポイントは「守備」ではない。広角に打てる打撃で結果を残し、首脳陣に「使わせたい」と思わせる存在になることを目標に掲げる。

「自分は守りから入る選手じゃない。やっぱり打ってポジションを与えてもらうタイプ。打てるから守らせて試合で使ってみよう、みたいなパターンがあると思うので。まずは打撃からそのチャンスをつかみたい」

ソフトバンクから日本ハムへの現役ドラフト移籍といえば、昨年の交流戦で史上最高打率(4割3分8厘)を記録して交流戦MVPに輝いた同学年の水谷瞬外野手(23)がいる。水谷は交流戦での活躍をきっかけに大ブレーク。前年まで一軍出場なしから最終的にシーズン計97試合出場という離れ業を成し遂げ、チームのリーグ2位浮上に貢献した。そんな「好例」もあるため、吉田にも期する思いがある。

「ファイターズは年齢層が若くやりやすさはある。もちろん水谷からもいろいろとチーム内の話は聞いています。ただ、僕自身は人のことよりも、オフシーズンからポジションを奪うことを見据えて、自分のやれることはやってきたので。それをこれから出せるか、出せないか。やってみせたいと思います」

強い口調で自信をのぞかせる吉田。新天地1年目から先人の後に続く。

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