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【侍ジャパン】28年ロス五輪見据えた選手選考 源田からルーキー宗山への世代交代あるか

東スポWEB / 2025年2月9日 8時28分

源田壮亮(左)と宗山塁

侍ジャパンに世代交代の波が押し寄せている。

日本代表を指揮する井端弘和監督(49)は7日のソフトバンク、巨人をもって12球団のキャンプ視察を終えた。来年3月に行われる第6回WBCに向けては巨人・岡本、DeNA・牧、ヤクルト・村上ら前回大会にも招集されたNPB側のレギュラーメンバーに加え代表経験のない各球団の若手にも精力的に声を掛け目を凝らした。

ソフトバンク・広瀬隆太内野手(23)、巨人・中山礼都内野手(22)、日本ハム・水谷瞬外野手(23)らフレッシュな新戦力が3月5、6日(京セラ)に行われるオランダとの強化試合の招集候補となっており井端監督も「新しいことを試せる最後のチャンス」とその狙いを語っている。

昨年3月の強化試合(欧州代表戦)では宗山塁内野手(明大=現楽天)、西川史礁外野手(青学大=現ロッテ)、金丸夢斗投手(関大=現中日)、中村優斗投手(愛知工大=現ヤクルト)の大学生4人を招集し、それぞれがドラフト1位でプロの門をくぐった。

これまで23年夏の大学代表候補合宿で臨時コーチを務め、U12(12歳以下)ワールドカップでも代表を率いた経験のある指揮官は常に「これからの日本を背負って立つ選手の育成」という長期的な視点を持ちながら新戦力の発掘に目を光らせている。

井端監督の任期は来年3月のWBCまでだが、その選手選考の視点は競技としての「野球」が復活した2028年のロサンゼルス五輪への〝バトンタッチ〟を意識している。

第6回大会で2度目の大会連覇、通算4度目の世界一を目指しながらロスでの五輪連覇も目指せる戦力の育成という難しいテーマを掲げながら次回WBCのメンバー選考は行われることになる。

なかでもひとつのポイントとなるポジションが遊撃手。前回大会では東京ラウンドの韓国戦で右手小指を骨折しながら、その後の決勝ラウンドを強行出場し、侍のセンターラインの要として日本のV奪回に貢献した西武・源田壮亮内野手(31)の後釜問題だ。

今月16日で32歳を迎える7年連続ゴールデングラブ遊撃手は故障さえなければ、33歳で迎える来年WBCは問題がないとしても35歳で迎える28年ロス五輪となると状況は違ってくる。

そこを想定して昨年3月の強化試合にフル代表招集した楽天・宗山(当時明大3年)には沖縄・金武キャンプで「当然(チームで)レギュラーで出てもらいたいし、ショートであれば守備だと思うので重点的に見たいと思う」と1年目からのレギュラーフル出場の〝ノルマ〟を課している。

新人王候補・宗山の活躍次第では一気に源田からの世代交代となるのか。ベンチ入り選手枠の問題もあるだけに井端監督の決断が注目されるところだ。

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