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【カーリング】男子はSC軽井沢クが日本一 頂点取りの裏の〝決断〟「ちょっと試してみた」

東スポWEB / 2025年2月9日 15時58分

優勝したSC軽井沢クラブ(左から)小泉聡、山本遵、山口剛史、柳沢李空

〝変化〟を恐れない姿勢が頂点取りにつながった。カーリングの日本選手権最終日(9日、神奈川・横浜BUNTAI)の男子は、SC軽井沢クラブが7―5でロコ・ソラーレを下し、2年ぶりの優勝。3~4月の世界選手権と9月のミラノ・コルティナ五輪日本代表候補決定戦への切符を手にした。

〝ミリ単位〟の激闘を制した。最終第10エンド(E)はハウス中央付近に両チームの石が並んだ。目視での判断は難しく、メジャーで計測した結果、ナンバー1の石はSC軽井沢クラブが奪った。優勝が決まると、サードでスキップの山口剛史は何度も雄叫びを上げて号泣。「言葉にするなら信じられないって感じ。チームと自分を信じながらプレーすることができてすごく良かった。去年は最高の景色を見られなかったので、今年は見られてうれしかった」と声を弾ませた。

昨年11月中旬のカナダ遠征中にスキップを柳沢李空から山口に変更する決断を下した。山口は「9月は良かったけど、10月が全然勝てていない。10月は結構ああだこうだ話している時期だった。練習ではいい感じでもツアーだとうまくいかなくて(違う)ポジションをちょっと試してみた」。

ミーティングでは「結構言い合ったりもした」というが「その時にみんなで弱音を吐いたのは『結果に意識しすぎたよね』というところ。結果を意識しても結果は変わらないから『自分たちがやるべきことをしっかりやろう』と言い始めてから、良くなった」と神妙に振り返った。

新たな布陣を試した昨年12月の軽井沢国際選手権では準優勝。確かな手応えをつかんで挑んだ今大会で王座奪還に成功した。世界選手権はミラノ・コルティナ五輪の国別出場枠も争う一戦となる。日本の立ち位置は厳しいが「チームとしてもやるべきことはまだまだある。1個ずつ課題を潰しながらやっていければ、まだ時間はある」。自然体で世界の舞台へ足を踏み入れる構えだ。

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