上沼恵美子 水原一平被告の情状酌量訴えに怒髪天「どの口が！」「裁判下されるときは痩せて来い！」

上沼恵美子

タレントの上沼恵美子が９日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ！」に出演。銀行詐欺罪などに問われ、米カリフォルニア州の連邦地裁から禁錮４年９月を言い渡されたドジャース・大谷翔平投手の元通訳・水原一平被告に怒りをにじませた。

水原被告は大谷の銀行口座から約１６５９万ドル（約２５億円）を盗み、賭博の胴元側に不正送金したとして銀行詐欺罪などに問われていた。連邦地裁は７日（日本時間）、求刑通り禁錮４年９月を言い渡し、大谷への１６９７万ドルの賠償も命じた。

このニュースに上沼は「私ね、今回腹立ったのがね、水原さんなんかイランこと言うてません？ 『しんどかった』『安い賃金だった』みたいなこと。それが腹立ったの」と指摘した。

現地報道によると、水原被告は「２４時間いつでも対応可能」な状態で働いており、「著しく低賃金だった」と主張。さらに通訳業務以外にマネジャーも兼務していたとして「食料品の買い物」「自転車の修理」「大谷が岩手に帰る際の同行」「犬を病院やトリミングに連れて行く」など雑務に追われたとしている。

一方でドジャースからの給与は５０万ドル（約７７５０万円）で、大谷個人からも別途報酬が渡されており、ポルシェ・カイエンも贈られていたとも供述している。

上沼は「カイエンって高いで。それもらってんのよ。それで『低賃金で過酷だった』言うてんねん。どの口が！ どの口が言えたかな！」と一喝。

共演の高田純次が「すこし太ってますもんね」と告げると、上沼は「そうやねん。太ってますやん！ だいたいこういう裁判が下されるときは痩せて来い！ ぎょうさんええの食べてこんなになって、それで『低賃金でした』って何だろう？」と声を荒らげた。

さらに雑務についても「『食料品の買い物』、行けよ！ 『自転車の修理』まで書いてんねん、根性が出てるわ。そんなことぐらい書くということはあと何もしてないということやんか。犬の送り迎えだけやで。自分がトリミングしてるわけでもないのに、何言うてんのよ！ ぎょうさんもらってるって。デコピンちゃんを連れて行くだけで、何万ともらってるわよ、きっと」と切り捨てた。

水原被告は量刑言い渡しに先立ち「大谷翔平選手に申し訳ない」と述べているが、上沼は「こんなこと言うてたらあかんって。『申し訳ない』って後からつけただけのことやんか」とバッサリ。

その上で「こんなこと大谷さん、言われてるんですよ！ 『デコピン連れて行ったのしんどかった』って。『給与が少なかった』『過酷やった』『さと（岩手）に行ったときも同行させられた』って嫌がってはったんやで」と呼びかけ、支払い能力に疑問符がつく賠償金についても「払うてもらえ！ いいやんか全部は返って来なくたって。それはやってもらわないと、誠意がないわ！」と訴えていた。