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【カーリング】フォルティウスがV ミラノ五輪への道つなぐ 吉村紗也香が明かしていた苦悩と決意

東スポWEB / 2025年2月9日 18時9分

接戦を制し優勝した勝利しrたフォルティウス

〝因縁〟の対決を制した――。カーリングの日本選手権最終日(9日、神奈川・横浜BUNTAI)、女子決勝はフォルティウスが8―7で北海道銀行を下し、4年ぶり3度目の優勝。3月の世界選手権と9月のミラノ・コルティナ五輪日本代表候補決定戦への切符を手にした。

フォルティウスは2011年から北海道銀行とスポンサー契約を締結して本格的に活動を開始。14年ソチ五輪では5位に入った。ソチ五輪後にスキップ・吉村紗也香らが加入するも、22年北京五輪日本代表候補決定戦ではLSに惜敗。21年11月末で北海道銀行とのスポンサー契約が終了し、窮地に立たされた。

北京五輪日本代表候補決定戦でLSに敗戦した直後の吉村は「終わって一週間ぐらいは廃人みたいな感じだった」と苦笑いで回想。それでも「代表決定戦の悔しさが一番大きかった。もう一度五輪を目指したい」とクラブチームとして新たな一歩を踏み出した。「本当に0からのスタートで、一人ひとりが強い覚悟を持ってそういう道に進んだ」。23年日本選手権は新型コロナウイルスの影響で出場を逃すなど、さまざまなトラブルに見舞われた。だが、決してあきらめることはなかった。

今季は24年12月の軽井沢国際選手権で頂点に立ち、好調を維持した状態で日本選手権に挑んだ。優勝以外は五輪への道が閉ざされる厳しい戦いだったが、今大会前の本紙インタビューでは「どのチームもそうだが、自分たちも優勝を目指している。五輪への道をつなげたいというところで、今まで積み上げてきたものをこの大会でしっかりと発揮したい」と力強く語っていた中で、見事に有言実行を成し遂げた。

決勝戦では前半を2―3とビハインドで折り返す。第6エンド(E)に吉村の好ショットで大量3点を奪取。第8Eに1点をスチールされて5―5に追いつかれる。第9Eに吉村がドローショットを決めて2点を勝ち越す。第10Eに再び同点とされたものの、延長第11Eに勝負を決めた。

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