女性人気が課題？ 石丸伸二氏の足を引っ張る元乃木坂46・山崎怜奈との〝因縁〟

石丸伸二氏

女性人気が課題？ 広島県の前安芸高田市長で昨夏の東京都知事選で２位になるなど一躍〝時の人〟となっていた石丸伸二氏が地域政党「再生の道」を結成。６月の都議選に向けて候補者を募集している。

６日の記者会見の時点で石丸氏は４９０人の応募があったと報告。男女比は９対１で圧倒的に男性が多かったという。石丸氏は「単に私が女性に人気がないとか、そういう裏返しの可能性はあると思います。キャラクターの問題でです。そういうふうに報じられてしまうのは覚悟の上です」と分析していた。

一方で、東京都議会について「女性（議員）が多い方なので急にここで立ってみようというのが難しい社会なんだな。もう立てる人は立ち上がっているのが東京。さらに問いかけてみても出にくいんだろうなという本質的な課題を感じだ」と指摘し、東京特有の事情があると解説もした。

７日に石丸氏とトークイベントを行った脳科学者の茂木健一郎氏はＸ（旧ツイッター）で「会場の９割は石丸ファンの女性」と指摘していたので、女性人気がないわけではないはずだが…。

女性人気に関連して昨年１２月、石丸氏が気にしているそぶりを見せたことがあった。石丸氏はガールズグループ「ＢｉＳＨ」の元メンバー、ハシヤスメ・アツコとイベントで共演。ハシヤスメは「一緒に協力してくださったり、すごく優しい方だなと私は思います」と石丸氏を評価していた。

これに石丸氏は「これは気を付けました。初めてお会いする方のほとんどは皆さん（メディア）のおかげで、ものすごい怖いイメージを僕に持っていらっしゃるんですね。なので、そんなことないよと、かみつきませんよと最初にお伝えしました」と、冗談めかして対策していたと明かした。

石丸氏に怖いイメージができたのは、都知事選の開票特番で行われたあるやり取りがきっかけだ。元乃木坂４６の山崎怜奈の質問に対して、石丸氏は「大変申し訳ないんですが、前提のくだりがまったく正しくないと感じました」とバッサリ。このやり取りが炎上したのだ。

都政関係者は「あの件はお互いにとって何もメリットがなかったはずですが、なぜか山崎さんは１２月にも名前は出してないもののこの件に触れたんです。さすがに石丸氏も困惑したのではないか」と指摘した。

山崎とのやり取りが掘り起こされるたびに、どうしても石丸氏の怖いイメージが思い起こされてしまう。いっそのこと対談して雪解けとなれば世間のイメージも変わるかもしれない。