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石破首相はトランプ大統領との会談に〝手応え〟も… 米国メディアは「石破よりプーチン」

東スポWEB / 2025年2月10日 6時8分

トランプ大統領(右)との初の首脳会談に臨んだ石破茂首相(ロイター)

石破茂首相は9日のNHK番組で、7日(日本時間8日)に会談したトランプ大統領について「相性は合うと思う。これから先、かなり落ち着いてじっくり話できるなという印象を持った」と評した。1か月前からスケジュールが少しでも空いた際には、トランプ氏との会談を想定した会話など、入念な準備を重ねてきたという。「大勢の方に努力いただき、良い結果となった」と総括した。日本では大きく取り上げられたが、果たして米国ではどうだったのか。

日本にとっては今後4年間の日米関係を占う重要な会談だったが、米国では7日、石破氏の訪米を小さくしか報じないメディアもあった。他にもABCニュースは「安全保障と貿易を米国に依存する同盟国の日本にとって重要な訪問」と〝子分扱い〟のニュアンスで伝えた。FOXニュースは「トランプ大統領はホワイトハウスで日本の石破茂首相を迎え、米国は北朝鮮の金正恩独裁政権と関係を維持していくと述べた」と石破氏よりも金氏のことをメインで報じた。

一方、翌日に大きなニュースとなったのは、トランプ氏とプーチン大統領が電話で会話していたことだ。

ニューヨーク・ポストが8日、「トランプ氏、プーチン大統領と電話で話したことを明らかにし、ロシア大統領は『ウクライナ戦争で人々が死ぬのをやめてほしい』と語る」として大統領専用機エアフォースワン内でのトランプ氏への独占取材を掲載した。

同紙によると、トランプ氏は「彼(プーチン氏)は人々が死ぬのをやめることを望んでいる」と話した。トランプ氏は、もし自分が2022年に大統領になっていたら、ウクライナ侵攻は「決して起こらなかっただろう」と主張してきた。なぜなら「私は常にプーチン大統領と良好な関係を築いてきた」からだ。トランプ氏は戦争を終わらせるための具体的な計画があると述べたというが、詳細は語らなかったという。

これを世界中のメディアが引用した。本当ならば、ウクライナでの戦争が終わる日が近いということになる。

ロシアのペスコフ報道官は9日、電話会談に関する情報について「確認も否定もできない」とロシア通信社インターファクス通信に語った。

ロシア事情通は「これは単なる1回だけの会話ではなく、何回も具体的な内容の会話があったということでしょう。今後、ロシアとウクライナを和平交渉させるためには、トランプ氏はロシアにも脅迫を躊躇しないでしょう。ロシアの石油部門に対する制裁の強化が考えられます。何よりトランプ氏が欲しているのはウクライナのレアアース、レアメタルの希土類元素です。関税報復合戦をしている中国が希土類元素の輸出管理を強化しますから。だから、トランプ氏はぜひともウクライナ和平交渉を実現したいところでしょう」と指摘している。

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