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【ゼロワン】新ハヤブサを5月大会から緊急投入へ 〝全敗発進〟工藤めぐみGMが巻き返しの一手

東スポWEB / 2025年2月10日 6時8分

故江崎英治さんが華麗な空中殺法を見せた〝初代〟ハヤブサ(1998年9月1日)

5月から緊急投入へ――。新生ゼロワンが9日、東京・新木場1stRINGで始動した。2020年7月から親会社だった「ダイコーホールディングスグループ」との契約が満了。「株式会社スタジオバックドロップ」がオーナーとなり、新体制でスタートを切った。

全5試合が行われたものの、ゼロワン勢は外敵相手に何と5戦全敗。メインのタッグ戦では、エースの田中将斗(51)が、〝鉄の悪魔〟シェーン・マーサー(36)に衝撃技「ムーンサルト・アンド・バッテリー」(月面弾式バックフリップ)でフォール負けを喫するなど、団体としての実力を露呈した。

この緊急事態に、工藤めぐみGMも「全敗で、スタートから厳しい現実を見せつけられた」と苦しい胸の内を吐露。一方で「ただ、ここまで歯をくいしばりながらそれぞれ頑張ってきたんで、こんなことでは負けない。ここからがスタート」と誓った。巻き返しの一手もこう明かす。「現実を見せつけられたからには、ハヤブサを5月からゼロワンのリングに上げたい」

〝伝説の不死鳥〟ことハヤブサは、メキシコ観光主催「ルチャフェススペシャル」(4月27日、東京・両国国技館)のリングで復活し、田中と一騎打ちする。ハヤブサ復活を進めてきた工藤GMは、〝救世主〟としてデビュー戦後の5月3日・新木場大会から新たなハヤブサをゼロワンに投入したいという。

とはいえ新ハヤブサはまだ1試合も戦っておらず、プロフィルも一切公表されていない。現時点では正体不明で、未知のレスラーだ。そうした選手の起用を早々と公言することは大きな賭けだが、もちろん期待の裏返しでもある。

故・江崎英治さんのハヤブサは、FMWで誕生して華麗なファイトとインディきってのカリスマ性で多くのファンを魅了した。団体の壁を超え、新日本プロレス、全日本プロレスの両メジャー団体でも活躍して強烈な存在感を放った。

FMWのリングでともに戦った工藤GMは「ハヤブサ選手が『新たなハヤブサを見たい』と言っていたのを聞いているので、私はそれを実現させたい」と前置きした上で「ハヤブサは私たちの夢だった。インディ(団体の選手)でも団体の枠を超え、どんどん活躍の場を広げていく姿を見て、私たちにも可能性があることを教えてくれた」と振り返る。

いずれはかつてのハヤブサのように、インディ代表として団体の壁を超えて暴れまくる。そんな存在に進化させるためにも、デビュー戦前からゼロワン登場を決めたという。

新たなハヤブサは、どんなファイトを見せるのか。期待値は早くも爆上がりだ。

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