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〝フジテレビなき〟大相撲トーナメント 異例開催の舞台裏とは

東スポWEB / 2025年2月10日 6時8分

9630人の観客が来場する盛況ぶりだった

異例の開催の舞台裏は――。「日本大相撲トーナメント 第49回大会」が9日、東京・両国国技館で開催された。主催するフジテレビは、元タレントの中居正広氏と女性のトラブルを巡る問題の影響で放送を中止。大会の公式パンフレットからはフジテレビの社名やロゴが消え、副賞の「フジテレビ賞」も取りやめになるなど〝フジ色〟が完全に一掃された。

一方で、大会前から懸念されていたのが、総額1132万円に上る出場力士の賞金だ。当初から費用は主催者の負担で、協賛社の撤退とは無関係。それでも、賞金の全額、または一部をカットする案が浮上していたという。同大会では出場手当のほか、勝ち進むごとに賞金が加算。さらに、十両優勝で50万円、幕内優勝なら本場所の三賞(200万円)を上回る250万円を獲得できる。

花相撲とはいえ、力士が目の色を変える大会だけに、最終的にはモチベーションが考慮されて例年通りとなった。幕内優勝を果たした高安(田子ノ浦)は、賞金の使い道について「いつも家族にサポートしてもらっているので、おいしいご飯に連れていきたい」と笑顔。十両優勝の竜電(高田川)も「ありがたいです」と表情を崩した。

この日はチケットが完売し、9630人の観客が来場。大きな混乱もなく無事に終えたが、来年は〝通常開催〟を実現できるのか。

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