今永昇太が東京ドームで大谷翔平と再戦へ カブス指揮官「選択の余地はない」開幕投手の可能性も

今永昇太

カブス・今永昇太投手（３１）が３月１８、１９日に東京ドームで行われるドジャースとの開幕シリーズで先発することが確実となった。

チームのバッテリー組はこの日、米アリゾナ州メサの球団施設でスプリングトレーニングをスタート。クレイグ・カウンセル監督（５４）は開幕シリーズでの今永の登板について言及した。米全国紙「ＵＳＡ ＴＯＤＡＹ」の敏腕記者、ボブ・ナイチンゲール氏が伝えたところによると、指揮官は「イエス。昇太は日本で登板する。それは義務だと思う。選択の余地はないと思います」と明言した。

今永はＭＬＢ移籍１年目となった昨季、いきなりチーム最多の１５勝、防御率２・９１をマーク。大谷翔平投手（３０）とは２試合対戦し、計５打数無安打、１奪三振で圧倒している。大谷自身は今季から投打二刀流を復活させる予定だが、リハビリ中とあってロバーツ監督は開幕シリーズでの登板を否定。今回は投げ合いではなく投手と打者としての対戦になりそうだ。

また、米メディア「クラッチポイント」は「今永は現時点でカブスのベストスターターであり、開幕戦の先発投手になる可能性が高い」と報道。今永が母国で開幕投手を務め、大谷と真っ向勝負を繰り広げる。実現すれば、日本のファンにとってはたまらない瞬間になりそうだ。