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まだ尾を引くヤンキースのWS守乱敗退 前所属選手の発言もやり玉「破滅は時間の問題だった」

東スポWEB / 2025年2月10日 12時52分

アーロン・ジャッジの落球シーン(ロイター=USA TODAY Sports)

MLBではカブスのバッテリー組が30球団最速となる9日(日本時間10日)からキャンプインした。

戦力を整え、新シーズンに向けて本格的に動き始める中、米メディアの間では昨年の〝反省会〟も続いている。特にヤンキースは、地元ニューヨークで行われたワールドシリーズ(WS)第5戦で内野守備が乱れ、中堅手のアーロン・ジャッジ外野手(32)まで落球し、5点のリードを守れずドジャースに大逆転負けを喫した。

東西の名門球団対決にファンは熱狂したが、〝場外戦〟はまだまだ終わらない。WS優勝後にドジャースのケリーがヤンキースについて「8、9番目にいいチーム」と発言。これに対し、昨季ヤンキースに在籍したジョン・バーティ内野手(35=カブス)が、今月に出演したポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」で「負けたチームにこれほどひどい口の聞き方をしたことは今までにない」と怒りをあらわにした。

同時に、バーティは「残念ながら、ベストパフォーマンスを発揮できなかった。特に守備や走塁面で」と率直に答えたが、今度はこの発言がやり玉に挙げられた。

ヤンキース専門メディア「Yanks Go Yard」はこの日、「バーティは質問され、この件について正直に答えた。自分の意見を述べたことに非はない」と前置きした上で「しかし、これはヤンキースを弱く見せることと同じことだ」と断じ「もう優勝の血統はない」と一刀両断した。

ヤンキースの守備力について、同メディアは「弱点は1年間通じて露呈し、無視されてきた。破滅は時間の問題だった。そして現実になった」と辛らつで「(周囲の声を)無視するか、単純に勝つか。ヤンキースはどちらもしない。バーティは一切貢献しなかった元ヤンキース選手で、組織が学ぶべき(しかし学ばない)恥ずかしさの新バージョンである」と痛烈に皮肉った。

WSに優勝しなければ評価されない宿命を背負うヤンキース。過去27度も頂点に立ってきた伝統球団は、2009年以来の返り咲きを果たせるのか――。

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