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井上尚弥との対戦を模索するカシメロ 地元紙は冷たい視線「放蕩息子」「井上戦は到底不可能」

東スポWEB / 2025年2月11日 5時7分

カシメロから執拗に対戦要求されている井上尚弥だが…

世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)の〝元対戦候補〟ジョンリル・カシメロ(フィリピン)が、母国メディアからも冷たい視線を向けられている。

元世界3階級制覇王者のカシメロは、かねて井上との対戦を熱望。日本のモンスターに対して挑発的な言動を繰り返してきた。しかし、昨年10月に日本で行われたサウル・サンチェス(米国)との試合の前日計量で、体重超過の失態。日本国内で1年間の出場停止処分を受けた。その後は〝引退宣言〟をして自ら撤回。今度は母国の英雄であるマニー・パッキャオに井上戦の実現を懇願するなど、迷走を続けている。

そうした中、フィリピン紙「The Manila Times」(電子版)は「カシメロの助けを求める叫び」と題する記事を掲載した。カシメロはパッキャオが代表を務めるMPプロモーションで実績を築いたが、離脱の道を選んでから低迷。今になってパッキャオを頼る姿を「放蕩息子」と断じた。

同記事は「簡単に言えば、カシメロはパッキャオの指導なしに独力で成功しようとした。カシメロが独り立ちしてからほぼ4年、彼のボクシングは低迷し、どん底に落ちそうになった。彼の状態を適切に監視する人が誰もいないため、カシメロは以前の体重の問題が再発した」と指摘する。

さらに「カシメロは世界タイトルを持っていない。JBC(日本ボクシングコミッション)から1年間の出場停止処分を受けている。プロモーターたちは彼の体重の問題のため、彼と仕事をすることに疲れている。プロモーターが最も望まないことは、カシメロに資金を投資した結果、彼の体重の問題で対戦カードが危うくなるということだ。カシメロは活動不足のためWBOランキングが下がっており(同級7位)、井上と戦うことは到底不可能だ」と厳しい現状を記した。

その上で「カシメロがパッキャオに助けを求めているのは、MPプロモーションを離れて以来、彼のボクシングキャリアが行き詰まっているからだ。彼は非常に間違った行動を取った」とズバリ。「これは単に放蕩息子が〝遺産〟を浪費し〝父親〟に許しを請うケースである」と皮肉を込めた。

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