【ノア】征矢学がナショナル君を奪還！ ラーテルズと肩組み「俺たち、金髪大家族だ」

遠藤哲哉を破った征矢学

ノア１１日の後楽園大会でＧＨＣナショナル王座戦が行われ、征矢学（４０）が遠藤哲哉（３３＝ＤＤＴ）を破り王座返り咲きに成功した。

前王者の征矢は、１月１１日のＶ６戦で遠藤と対戦。しかし「ＴＥＡＭ２０００Ｘ」メンバーの試合介入を受けて敗れ、この日のダイレクトリマッチが実現した。リベンジとともに〝ナショナル君〟と呼び心を通わすベルトの奪還を果たすべく、序盤から猛攻を仕掛けた征矢はゴングと共にドロップキックで遠藤を吹っ飛ばすと場外でつっかかってきた敵軍セコンドのヨシ・タツも蹴散らすなど一気に攻める。

だが遠藤から反撃で右腕に集中攻撃を受けて悶絶させられ苦しい時間が続いた。それでも満員の観客から「征矢」コールを受けて耐え忍ぶと、タックルなど猪突猛進な攻撃でペースを取り戻しにかかる。その後は共に譲らず一進一退の攻防になったが、弾道（ラリアート）を狙ったところで遠藤にいなされ、レフェリーと衝突。これで無法地帯となったリングにヨシ・タツとオオワダサンがなだれ込み孤立無援の征矢はなす術なし…かに思われた。

ところがそこに征矢が自らと共に「金髪家族」と呼ぶＨＡＹＡＴＡ＆ＹＯ―ＨＥＹの属するユニット「ラーテルズ」がなだれ込み、遠藤のセコンド陣を追い出す。この援護を受けた征矢は遠藤を岩石落としから弾道へとつなぎ、文句なしの３カウントを奪った。

ベルトを取り戻した征矢は、ラーテルズのメンバー４人と共にコメントスペースに現れ「俺たち、金髪大家族だ」と断言。タダスケが「ちょっとその名前は…」とツッコミを入れるが聞こえるそぶりを見せず「みんな、ありがとう。このまま全員、優勝しようぜ！」とこの日開幕した「ノア・ジュニア・タッグリーグ」へ奮起を促す。そして「俺もこのベルトを取り返したし、まだまだ付き合ってもらうぞ！」と高らかに宣言した。