【新日本】後藤洋央紀が9度目の挑戦でついに悲願のIWGP世界王座奪取 長男と次女をリングにあげ「これがパパの目指した光景だ」
東スポWEB / 2025年2月11日 19時19分
新日本プロレス11日の大阪大会で行われたIWGP世界ヘビー級王座戦は、挑戦者の後藤洋央紀(45)がザック・セイバーJr.(37)を撃破し第12代王者に輝いた。
IWGP世界王座の前身であるIWGPヘビー級王座に8度挑戦し一度も手が届いていなかった荒武者が2016年2月以来、実に9年ぶりの団体最高峰王座挑戦でついに悲願を達成した。序盤からザックの関節技地獄に苦しみながらも、ベテランの意地でギブアップだけは許さない。超満員札止めの会場から巻き起こる特大の「後藤」コールに後押しされて反撃に出た。
強烈なラリアートから昇天・改をさく裂させた後藤は、必殺のGTRを狙う。これを回避されるとヨーロピアンクラッチを仕掛けられるがラリアートで再び攻勢に。GTRをさく裂させると、最後はリストクラッチ式のGTR改で栄光の3カウントを奪ってみせた。
試合後のリングで後藤は「今日の勝利を、亡き父に捧げます。知ってる方もたくさんいるでしょうが、俺はバカです。長男でありながら稼業を継がず、プロレスラーを目指した。でもそんなバカな俺でも貫き通せば王者になれるんです。親父! 取ったぞ!」と、昨年2月に死去した天国の父に勝利を報告。さらに応援に来てくれていた長男と次女をリングに呼び込むと「一生に一度のことだぞ。子どもたちよ、この光景よく見とけよ。これがパパが目指した光景だ。この光景が見れたのは、家族のおかげ。そして仲間のおかげ。そして、何よりも俺の後押ししてくれた今日のお客様がた。そして最後に22年間、ここまでやってきた自分自身の体にありがとうございましたと伝えたいです」とあいさつした。
ついに頂点にたどり着いた後藤だが「後藤革命はまだ始まったばかりだ。最後の最後まで後藤革命について来い」と豪語すると「IWGPのGは後藤のG!」の大絶叫で大会を締めくくった。負けても負けても這い上がり夢を掴んだ後藤。臥薪嘗胆の末、新日本プロレスの歴史に新たな1ページを刻んでみせた。
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