【F1】ネットフリックスの放映権獲得方針に英メディア警鐘「放送局は金満帝国と競争できない」
東スポWEB / 2025年2月11日 21時19分
F1グランプリ(GP)の米国における放映権を動画配信大手「ネットフリックス」が獲得する方針が明らかになり、波紋が広がっている。
F1は現在、米国では「ESPN」と契約しており、2025年に現行契約が切れる。そうした中で、米大手紙「ニューヨークタイムズ」が26年以降の放映権について「ネットフリックスが獲得を検討している」と報じた。
ネットフリックスは現在F1ドキュメンタリーシリーズを配信しており大好評。米国でのF1人気急騰の大きな要因となった。最近はスポーツコンテンツの取得に力を注いでおり、ついにF1の本丸であるレース中継に乗り出す構えだ。
同社は圧倒的な資金力を誇るため、26年以降の放映権獲得は濃厚とみられている。ただ、この動きに欧州のメディアからは警戒の声が出ている。
英メディア「GPブログ」は「ネットフリックスでF1が放送されるのか? 世界中の権利保有者は心配するべきだ!」と題して警鐘を鳴らした。
「これは、このスポーツに大きな影響を与える可能性がある。莫大な資金力を持つこの配信大手は、F1のメディア環境を揺るがす可能性がある。ネットフリックスが米国での放映権を本当に確保できれば、世界的な拡大の始まりとなる可能性があり、現在の権利保有者は警戒すべきだろう」と主張した。
「結局のところ、ネットフリックスは米国市場だけに限定したいとは思っていない。間違いなく世界規模の契約の前兆となるだろう」と同メディアは指摘。「たとえば、27年末には、スカイスポーツのドイツ版とF1との契約が満了する。2年後には、英国ではスカイスポーツ、オランダではビアプレイとの契約が満了する。こうした観点から見ると、これらの放送局はかなり心配しているはずだ」とネットフリックスが世界中でF1放映権を獲得して〝独占〟を狙うと予測した。
そして「ネットフリックスのような金満帝国と競争することはできないだろう」と同メディア。F1がテレビから姿を消す日も近いのかもしれない。
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