水原一平裁判だけでは終わらない エンゼルスが抱える「スカッグス急死」裁判
東スポWEB / 2025年2月12日 11時24分
米メディア「FANSIDED」は日本時間12日までに記事を更新し、エンゼルスが現在抱えている「泥沼裁判」の展望について詳報した。
同メディアは「エンゼルスは一つの裁判を終えたものの、今季中にさらなる訴訟が降りかかることになるだろう」と題した記事を更新。
「すでに終えた裁判」として、記事の冒頭では元エンゼルスで現ドジャースの大谷翔平投手(30)の元通訳・水原一平被告(40)によるスキャンダルを紹介したが「残念ながら、今年のエンゼルスが訴訟に巻き込まれるのはこれが最後ではないだろう」とエンゼルスが抱えているもう一つの裁判について言及した。
その裁判とは、エンゼルス元球団広報部長のエリック・ケイ氏が半合成麻薬「オキシコドン」をタイラー・スカッグス投手に提供し、スカッグスが2019年7月1日に遠征先のホテルで急逝した事件。ケイ氏は22年の禁固刑に服しているが、遺族がチームに対して起こした数百万ドルにも及ぶ民事訴訟は再三の延期を経てようやく今年の9月に審理が行われる予定となった。
同メディアは「この訴訟は当初は2021年6月29日に提起され、23年10月に審理が予定されていました。主に証拠開示義務(誰が誰にどのような証拠を提供しなければならないか)をめぐる双方の言い争いが原因となって延期されていました。もっとも直近の更新ではすでに再スケジュールされていた4月7日の審理開始日すらもさらに延長されていました」と、証拠の開示を巡って双方の意見がまとまらず審理が延期を繰り返していることを説明。
一方で、カリフォルニア州法では民事訴訟は提起後5年以内に審理されなければならず、そうでない場合は却下される可能性があることからも「スカッグス家の弁護士は、エンゼルスが5年のリミットを超えようと故意に証言を遅らせていると非難しており、スカッグス家の弁護士ラスティ・ハーディンは法廷でこの懸念を繰り返した。しかし、エンゼルスの弁護士ケビン・ヨップは法廷で、双方ともこの事件をできるだけ早く裁判にかけたいと考えていると述べた」ともはや泥沼状態に陥っている現状を明かした。
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