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【Mリーグ】新・鳳凰位の自信 乗っている白鳥翔選手 ひよらず勝負!の倍満

東スポWEB / 2025年2月12日 15時39分

(C)ABEMA

【岡田紗佳のもう一度見たい麻雀Mリーグ】

2月4日第1試合 南2局0本場=白鳥翔(A)、鈴木大介(B)、竹内元太(フ)、渋川難波(サ)

KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。白鳥選手は、私も所属する日本プロ麻雀連盟の最高タイトル・鳳凰位に初めて輝きました。タイトル獲得してから初のMリーグの試合では、自信を持った選択をし、素晴らしいアガリを見せてくれました。

3巡目に元太選手が北をアンカンし、カンドラ北が4枚乗ってカン3索でリーチします。目に見えてリーチ・ドラ4の満貫以上が確定している手です。それに対し、白鳥選手は当たり牌の3索を重ねて七対子をテンパイしました。

待ちは4索を切っての9萬単騎か、9萬を切っての4索単騎です。河を見ると9萬はすでに1枚切られていて、しかも元太選手にはほぼ通る牌です。一方、4索は14索、47索の両方とも無スジで索子の下の方の情報は全くと言っていいほどありません。元太選手のリーチはカンドラ4枚が見えていますし、放銃したくないという気持ちが先行してしまう人も多いでしょう。それでも白鳥選手は4索を切って9萬単騎待ちでリーチしました。

その理由は9萬単騎の方が出アガリも見込め、アガリやすいからです。元太選手にはほぼ通る牌ですし、自分も8萬を切っていて通りそうです。そもそも他家が持っている安全牌は少ないはずで、4策を切ってリーチしたところで出てくる状況です。元太選手はドラ4の満貫以上が見えていますが、自分もリーチすればリーチ・七対子・赤の6400点以上で、十分にぶつけるのに見合う手なのです。

チームメートの堀慎吾さんから常日頃言われているのは、テンパイを取るならば一番アガリやすいように取った方がいい。リーチでぶつけるならば、リーチ宣言牌は絶対にひよってはいけないということです。白鳥選手はまさにこの言葉通り、一番アガリやすい待ちで勝負をかけたのです。結果は白鳥選手がツモって、裏ドラを4枚乗せて倍満のアガリとなり、トップ目に立って逃げ切りました。

もともと強い選手ではあったのですが、最近の白鳥選手はかなり自信を持って選択しているというのが画面越しでも伝わってきます。もう一つ、この試合を見ていて思ったのは、鳳凰位を獲得したばかりということで“脂が乗っているな”ということです。元太選手の当たり牌の3索を重ねてリーチしたところなんて、まさに乗っているなと感じました。仮に4索が重なっていたら放銃になっていたでしょうから。初の鳳凰位となり、さらなる一歩を踏み出してくれそうです。

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