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【ルーキー通信簿】藤田俊祐 右足骨折で副産物が…「乗る時の重心を変えてウイリーができるように…」

東スポWEB / 2025年2月13日 11時10分

藤田俊祐

◇藤田俊祐(22)東京支部129期

2025年前期適用勝率6・24をマークして1月からA1初昇格。「大きいケガも経験して、ようやくA1になれた。でも、まだA1のプレッシャーに慣れていない。結果を出さないと、という気持ちが強い。そこに徐々に慣れたい」と現在の心境を率直に明かす。

2023年11月19日、戸田ルーキーシリーズ4日目11Rの事故で右足を骨折。4か月間の戦線離脱を余儀なくされ、2024年後期は出走回数不足でB1降格となった。その一方で「復帰してから乗る時の重心を変えてモンキーが変わった。ウイリーできるようになった」と思わぬ副産物も生じた。B1から飛び級でのA1昇格も果たした。

しかし、近況の手応えはもうひとつだ。優出は昨年6月のびわこGⅢイースタンヤング(5着)以来なし。「全然優出できていなくて…」と首をかしげる。「気持ちが先走っている。毎節、優勝のプレッシャーをかけ過ぎて失敗しているから無欲を心がけていく。調整もターンも、もっと確実性を増やしたい」と、しっかり自己分析をした上でリズムアップを図っている。

モチベーションの一つは家族の存在だ。昨年4月5日の鳴門優勝戦で1号艇ながらも4着。「奥さんが僕より悔しがっていた。ボートレーサーとしての自分を分かってくれているし、自分のレースを欠かさず見てくれている。次に1号艇を取ったら絶対逃げたい」と決意を固めている。

同期の活躍も刺激になっている。同じ129期の藤原碧生が2024年に5Vを記録し、最優秀新人にも選ばれた。「雲の上の存在になりつつありますよね(笑い)。追いつきたい気持ちはあるけど、自分は自分で頑張りたい」とキッパリ。

ただ、藤田への期待も大きい。2025年トップルーキーに選出。2023年、2024年と多摩川のフレッシュルーキーにも選ばれている。「地元で結果を出したい。多摩川が多いけど、江戸川も平和島も大好き」とテンションもアップ。トップルーキーに選ばれたことでGⅠへのあっせんも増える。「記念のあっせんをもっともらって活躍したい。今は全てにおいて大きな見えない壁にぶつかっている。そこを越えたい」。冷静に足元を見つめながら、さらなる飛躍の機会を虎視眈々とうかがっている。

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