ファミレス「サイゼリヤ」の2019年2月既存店売上高はマイナス成長が11カ月継続
LIMO / 2019年3月9日 12時0分
ファミレス「サイゼリヤ」の2019年2月既存店売上高はマイナス成長が11カ月継続
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はファミリー向けイタリアンレストラン「サイゼリヤ」を運営するサイゼリヤ(7581)の、2019年2月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績はどうだったか
2019年3月4日に更新されたサイゼリヤの2019年2月既存店売上高は、対前年同月比98.5%で、マイナス成長となりました。
内訳としては客数が98.3%とマイナスの一方で、客単価が100.1%とほぼ横ばい。客数の減少が、売上高の減少に直結した形です。ただし1月既存店売上高は97.7%であり、若干の回復を見せました。
また全店合計の売上高も99.3%となり、1月の98.9%からわずかながら回復しています。
今期の既存店売上高の振り返り
では、2019年8月期のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか。
2月で上期が終了しましたが、全ての月で既存店売上高は対前年同月比でマイナス成長が継続。マイナスは前期からであり、11カ月継続しています。
ただし11カ月連続のマイナス成長ながら、客単価は全ての月で100%を超えており、客数の減少が売上高のマイナスの大きな要因となっています。
なお、全店売上高の上期はプラス月とマイナス月、いずれも3カ月となりました。
過去1年の株価動向はどうだったか
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社株価は2018年1月の3,800円台から下落を開始。12月25日に1,696円の安値を更新するも、1月に2,000円台を回復しました。2月はほぼ2,000円前後の取引で終始し3月に入りました。
同社は不採算店の撤退を順次進めており、今後は既存店の来客数回復が期待されます。どのタイミングで来客数が増加に転じるかに注目です。
参考資料:サイゼリヤ月次報告(2019年8月期)(https://www.saizeriya.co.jp/PDF/irpdf000630.pdf)
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