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サラリーマンでもできる!? 億り人が投資の参考にするものが意外

LIMO / 2019年3月9日 8時15分

サラリーマンでもできる!? 億り人が投資の参考にするものが意外

サラリーマンでもできる!? 億り人が投資の参考にするものが意外

ほんの短期間で億以上の金額を稼ぐ、サラリーマンのあこがれともいえる「億り人」。こうした人たちがどういう情報をキャッチし、何を考えて普段投資をしているのかというのは非常に興味があるところですよね。そこで今回は、億り人が何をチェックして投資をしているのか聞いてみました。

王道の「マネー誌」は根強い

聞いてみて意外だったのが、月刊で売られている「マネー誌」を挙げる人が多かったことです。ある人は「楽しく読めて勉強になるし、サクサク読めるから効率よく情報収集ができる」。また、「普段聞けないような有名な人の意見が凝縮されていて、考え方など参考になる」と言う人もいました。確かにマネー誌は図やイラストがたくさんちりばめられていて読みやすく、情報量も豊富ですよね。

ある億り人は、「知人ですごく儲けている人がいるが、その人はマネー誌に出ている株の銘柄を片っ端から拾っている」という話をしてくれました。なんでも、その人はマネー誌を読む以外に特別なことはしておらず、本当にマネー誌から拾った銘柄で勝負をしているそう。ただ、マネー誌に出ているからと安直に買うのではなく、その銘柄の状況に応じて買ったり売ったりしているのだと言います。

そんな人がいる一方で、「月1だから仕方ないけれど手元に届いたときには状況が変わっていることもある」と言う人もいました。確かに、相場が思いがけず乱高下するときもありますし、予期せぬ事態で状況が一変することも、投資の世界では珍しいことではありませんよね。リアルタイムの情報ではないのでデイトレに向いているわけではありませんが、株主優待の情報や長期保有に向いた銘柄をピックアップしている号も多いので楽しく情報収集ができそうですね。

ツイッターやインスタグラムなどのSNS

最近、億り人の口から聞くことが増えたのが、ツイッターやインスタグラムなどのSNSで色々な情報をキャッチしているという話です。今はツイッターで情報交換する人も多く、株主優待の使い道を紹介していたり自分のトレード結果を公表したりする人も増えてきました。どの優待がいいとか、どの銘柄が上がった下がったとか、株価の推移を予想する人もいます。一度見てみると面白いかもしれません。

ただし、億り人の皆さんはSNSを投資情報として見るというよりは、仲間内のコミュニケーションツールとして使っているようです。何人かの億り人が集まっているコミュニティがあり、そのコミュニティ内でこの銘柄がいい、悪いなどのやりとりをしています。

中には「SNSで見たことを容易に信じるタイプはあまり儲けられないと思う」という億り人もいました。「SNSは一般人レベルなら自分の発言に責任を取らなくてもいいから、主観だけで無責任なことを言う人が多いし信用できない」という言葉も。投資判断の基準にはしないという人が多かったですが、一般投資家が何を考えているのか、どういう銘柄に注目しているのかということを知るにはちょうどいいツールだということでしょう。

著名な投資家や学者たちの発言、見解

世の中に存在する著名な投資家や経済学者、政治家などの発言をよく聞いているという人も目につきました。仮想通貨やFXというよりも、株の取引をしている人に多かったです。デイトレはあまり関係ないですが、もう少し保有するスパンを長くしようと思うとファンダメンタル的な要素は見ておいて損はありませんね。

特に、自分のウォッチしているアナリストが一定数決まっているという人も多く、筆者が話をしたときにも、複数人の億り人の間で「この人はよく当たる」「この人はあまり信頼できない」という話で盛り上がれるくらいには皆よく知っていました。

ある著名投資家に「初心者は何をすればいいですか?」と尋ねたときにも、「アナリストを何人かウォッチしなさい。その人が当たるか外れるか見ているうちになんとなく相場がわかるようになる」と言われたことがあります。そういう見方をしているうちに自分なりの相場観が身についてくるのかもしれません。

投資に関するラジオやテレビ番組

これもよく耳にしますが、本当に投資家の人たちは投資番組を見たり聞いたりしているんですね。ラジオについてはスマホアプリでいつでも聞けると話している人もいました。毎日流し聞きだけという人もいますし、1番組30分前後のものをチャートや板を見ながらしっかり聞いている人もいました。

筆者も経験がありますが、ラジオなら流し聞きでもいいので聞いていると、その日のマーケットの雰囲気や相場の状況がなんとなく掴めるようになってきます。もし、投資の勉強を始めようと思っている人がいたら、まずはラジオを流し聞きしておくといいかもしれません。株を何年もやっているという人でも間違えることの多い金融用語にも慣れるいいきっかけになります。

企業の決算資料

かなり真面目な億り人になると、企業の決算短信やその他の決算関連資料、プレスリリースなどを眺めて投資先を決める人もいます。億り人の中ではあまり多くはないですが、ある意味株式投資の醍醐味ともいえます。

値が動けば何でもいいというデイトレではなく、将来的に有望な企業に投資したいという気持ちがあるのなら、ぜひ決算資料を読んでみてください。企業のIRセミナーに顔を出すのも非常に役立ちます。こうした地道な努力をして億り人になった人も何人もいるのですよ。

まとめ

いかがでしたか。億り人ともなると、何か特別な投資情報を見ているのではないかと思っていましたが、実際にはほかの個人投資家とほとんど変わりませんでした。「何を見るか」というよりは、「どう見るか」「どう分析するか」「どう投資に活かすか」ということが大事なのでしょう。もしあなたが億り人を目指すのなら、身の回りにあふれる情報をどう活用するかをじっくり考えてみるのが近道かもしれません。

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